東アジアにおける族譜(家系記録)の成立と発展
The Formation and Transition of Genealogies in East Asia
金 光林 Guanglin JIN
新潟産業大学経済学部紀要 第56号
5.朝鮮における族譜の形成と発展
朝鮮で族譜が編纂されたのは朝鮮王朝初期とし て知られている。現存する最古の族譜である『安 東権氏成化譜』が1476年に刊行されており、その前に『文化柳氏永楽譜』(1422)、『南陽洪氏正 統譜』(1441)、『晋州河氏景泰譜』(1451)など が編纂されていたことが文献を通して確認できる。
『晋州河氏景泰譜』(1451)は、族譜の序文のみであり、族譜自体は現存してはいない。
「文献を通して」は、文献には族譜本体があったことを示す記述があるという趣旨であろうが、そうであるならば、少なくとも、その文献名を示すことが最低限必要であるにもかかわらず記載されていない
17世紀後半 からは朝鮮社会で族譜が量産されるようになった。
朝鮮の族譜の編成方法は、17世紀以前には血 縁中心の内外譜(男女両方の子孫を差別なく記録 する、中国宗法影響以前の朝鮮の族譜形式)が重 視されたので、男女を出生順に編集する一種の男 女平等と見られる「従年次法」を取り、外孫も世 代数の制限なしに(不限代)収録された。
17世 紀後半に入ると、本宗中心同姓譜が重視されたの で、男子を女子より先に表記する一種の男女差別 の「先男後女法」を取る族譜が増え、外孫は2- 3世(外孫、外曾孫)に限定して収録された。
韓国に現存して族譜はそのほとんどが19世紀 から20世紀の初期に発刊されたもので、この時 期に朝鮮で族譜の編纂が急激に増加した。すべて の出版物の中で族譜の数が一番多いと言われたの は1910-30年代である(9)。
6.朝鮮及び現代の韓国の族譜の所蔵状況
朝鮮及び現代の韓国の族譜の所蔵状況につい て、嶋陸奥彦の研究報告「韓国の族譜―刊行する 行為という視点から―」(10)を参考に主な図書館の所蔵状況を述べると次の通り
韓国国立中央図書館:
この図書館に所蔵された族譜は2000年の時点で 約2,350点であり、大半が1910年から1945年の 間に編纂
ソウル大学校図書館:
116点が所蔵され、大半(100 点)が朝鮮王朝時代のものであり、中央図書館に 1,100点以上が所蔵されているが、そのほとんど が1945年以降に現代の韓国で編纂されたもので ある。
これで朝鮮における族譜の正体が明らかとなったと断定してよい。嘲笑することは簡単であるが、何故、朝鮮人の間においてのみ、この論文に代表されるように族譜信仰が存在するのか?単に、在日コリアンどもにとっては、同じ族譜に掲載されていることは、連中にとって巨大な有形・無形の社会的・経済的利益を生み出すからこそ、族譜信仰が、世界的に見てもあり得ないレベルで、在日コリアン及び韓国に見られる族譜信仰という奇妙な一種の祖先崇拝が生じていると見做していいのであろうか?
*全羅道出身とされる金大中元韓国大統領は、族譜から見れば、明らかに金海金氏であり慶尚道が本当の出身であると多くの韓国人どもは考えるに違いない。だからこそ、金大中は全羅道出身者として大統領に当選できた可能性を否定できない。真実かどうかは不明であるが、司馬さんによれば、金大中は金海金氏の宗家ともいうべき家柄だそうである。自称金海金氏の韓国人どもの人口は成人だけでも100万を超えるはずである
韓のくに紀行 司馬遼太郎
*例えば、同じ族譜に次の3名が記載されているとしよう。
①在日コリアン系信用組合の幹部1名②朝鮮人ヤクザ又は明らかなその関係者1名③キャバクラ・焼き肉店・田舎のパチンコ店を開業しようと目論む在日コリアン1名
③の在日コリアンは①に無担保・手形融資で3000万の貸付を申込み、
③の在日コリアンは②に、キャバクラ店・パチンコ店開業に伴う同胞朝鮮人ヤクザ対策を依頼
バブル期にこれらが繰り返された結果、巨額の赤字が生じた商銀等朝鮮系信用組合には、1兆円を超える公的資金が投入された。我々日本人は、族譜信仰を有する在日コリアンにバカにされても仕方がないであろう。
朝鮮系信用組合への公的資金投入による救済は、まさしく、愚かさの極致とも言うべき現象である。
昔々、渡辺派に所属していたA氏(姓から本貫は多分、密陽朴氏)は、誰もが知るように帰化した在日コリアン政治家であるが、元財務官僚であった。公的資金投入による韓国・朝鮮系信用組合救済は、どこをどう見ても摩訶不思議である。財務省に対して「税金泥棒」という怒りを禁じえないものの、一括救済という美辞麗句を元に政治的圧力が強かった可能性が高い。
啓明大学校:
所蔵された族譜はほぼ半数が朝鮮王 朝時代のものであり、古くて、価値の高い族譜を 多く所蔵
東京大学東洋文化研究所:
2000年の時点で 500点以上所蔵し、その半分以上が1945年以降 に韓国で編纂されたものであり、朝鮮王朝時代の ものが33点、植民地時代のものが102点所蔵さ れている
ハーバード大学燕京図書館:
2003年の時点で 900点以上の族譜が所蔵され、編纂年代は朝鮮 王朝時代が215点、日本植民地時代が102点、 1945年以降が421点である。
ユタ系図協会(アメリカ):
2001年の時点で総 数3,847点を所蔵し、その中で朝鮮王朝時代のも のが380点、日本植民地時代のものが2,070点、 1945年以降のものが約1,000点である。
論文著者は知らないであろうが、族譜は「いつから書かれ始めたのか?いつ成立したのか?」を非常に決めにくいのである。(宮嶋氏の論文から)。従って、朝鮮王朝時代成立を確定させるには、相当の知識が必要であり「朝鮮王朝時代のも のが380点」はほぼ確実に誤りである
大田市に族譜専門出版社の回想 社が設立した族譜博物館があり、仁済大学校図書 館もデジタル族譜図書館を運営し、約2,000点の 族譜のデジタルデータベース化を完了している。
つける薬が無い!としか、言いようがないものの、現在でも韓国では族譜信仰が強いことの証拠である。
2.中国における族譜の形成と発展
族譜は他にも宗譜、家譜、譜牒、家乗、世譜、 世牒、支譜、房譜など多様な名称で呼ばれ、その 中にでも「宗譜」「族譜」「家譜」という名称が多用 されていた。
多賀秋五郎の『中国宗譜の研究』(上巻)によると、日本とアメリカの図書館に所蔵さ れている族譜(日本1,252点、アメリカ1,238点)
清代及び中華民国時期に中国の族譜は量と質と もに中国の歴史上で最高潮に達した。そして族譜 の編纂が庶民層にまで浸透・普及した。現在約 5万点(種)が存在すると言われている中国の族 譜はその多数がこの時代に編纂されたものである。
3.中国族譜の編纂目的、体制(形式)、 機能
中国族譜の編纂目的は宋代以来の私修族譜に焦 点を当てると、大体次のように集約できる(3)。
(1)宗族の団結を強固にしようとする意図
(2)宗族の活動を活発にしようとする意図
(3)宗族の秩序を統制しようとする意図
The Formation and Transition of Genealogies in East Asia
金 光林 Guanglin JIN
新潟産業大学経済学部紀要 第56号
族譜の記載現物の画像を期待していたが掲載されてはいない。
著者は、韓国・在日コリアンだけに見られる世界的にも極めて稀な族譜信仰又はその非常に弱い類似現象が、日本や中国でも潜在的にはあるはずだと勘違いしているようであるが、私見では全く存在しない。日本ではいわゆる名家は族譜=家系図などを全く必要とはしないことを著者は知らないのであろうか。
韓国及び在日コリアンにおいて族譜信仰という信じがたい奇妙な現象が存在することの明確な証拠としてこの論文はその証左となる。
著者は、韓国・在日コリアンだけに見られる世界的にも極めて稀な族譜信仰又はその非常に弱い類似現象が、日本や中国でも潜在的にはあるはずだと勘違いしているようであるが、私見では全く存在しない。日本ではいわゆる名家は族譜=家系図などを全く必要とはしないことを著者は知らないのであろうか。
韓国及び在日コリアンにおいて族譜信仰という信じがたい奇妙な現象が存在することの明確な証拠としてこの論文はその証左となる。
5.朝鮮における族譜の形成と発展
朝鮮で族譜が編纂されたのは朝鮮王朝初期とし て知られている。現存する最古の族譜である『安 東権氏成化譜』が1476年に刊行されており、その前に『文化柳氏永楽譜』(1422)、『南陽洪氏正 統譜』(1441)、『晋州河氏景泰譜』(1451)など が編纂されていたことが文献を通して確認できる。
『晋州河氏景泰譜』(1451)は、族譜の序文のみであり、族譜自体は現存してはいない。
「文献を通して」は、文献には族譜本体があったことを示す記述があるという趣旨であろうが、そうであるならば、少なくとも、その文献名を示すことが最低限必要であるにもかかわらず記載されていない
17世紀後半 からは朝鮮社会で族譜が量産されるようになった。
朝鮮の族譜の編成方法は、17世紀以前には血 縁中心の内外譜(男女両方の子孫を差別なく記録 する、中国宗法影響以前の朝鮮の族譜形式)が重 視されたので、男女を出生順に編集する一種の男 女平等と見られる「従年次法」を取り、外孫も世 代数の制限なしに(不限代)収録された。
17世 紀後半に入ると、本宗中心同姓譜が重視されたの で、男子を女子より先に表記する一種の男女差別 の「先男後女法」を取る族譜が増え、外孫は2- 3世(外孫、外曾孫)に限定して収録された。
韓国に現存して族譜はそのほとんどが19世紀 から20世紀の初期に発刊されたもので、この時 期に朝鮮で族譜の編纂が急激に増加した。すべて の出版物の中で族譜の数が一番多いと言われたの は1910-30年代である(9)。
6.朝鮮及び現代の韓国の族譜の所蔵状況
朝鮮及び現代の韓国の族譜の所蔵状況につい て、嶋陸奥彦の研究報告「韓国の族譜―刊行する 行為という視点から―」(10)を参考に主な図書館の所蔵状況を述べると次の通り
韓国国立中央図書館:
この図書館に所蔵された族譜は2000年の時点で 約2,350点であり、大半が1910年から1945年の 間に編纂
ソウル大学校図書館:
116点が所蔵され、大半(100 点)が朝鮮王朝時代のものであり、中央図書館に 1,100点以上が所蔵されているが、そのほとんど が1945年以降に現代の韓国で編纂されたもので ある。
これで朝鮮における族譜の正体が明らかとなったと断定してよい。嘲笑することは簡単であるが、何故、朝鮮人の間においてのみ、この論文に代表されるように族譜信仰が存在するのか?単に、在日コリアンどもにとっては、同じ族譜に掲載されていることは、連中にとって巨大な有形・無形の社会的・経済的利益を生み出すからこそ、族譜信仰が、世界的に見てもあり得ないレベルで、在日コリアン及び韓国に見られる族譜信仰という奇妙な一種の祖先崇拝が生じていると見做していいのであろうか?
*全羅道出身とされる金大中元韓国大統領は、族譜から見れば、明らかに金海金氏であり慶尚道が本当の出身であると多くの韓国人どもは考えるに違いない。だからこそ、金大中は全羅道出身者として大統領に当選できた可能性を否定できない。真実かどうかは不明であるが、司馬さんによれば、金大中は金海金氏の宗家ともいうべき家柄だそうである。自称金海金氏の韓国人どもの人口は成人だけでも100万を超えるはずである
韓のくに紀行 司馬遼太郎
p71
金大中氏の場合、どうやら金海金の宗家のような家柄であるらしく
朝鮮の歴史と文化 姜在彦【日本における朝鮮史美化運動家の巨魁、著作内容は「うまく誤魔化した嘘の塊り」に近い】
p208
両班たちの必須の知識として族譜を暗記する、いわゆる譜学のようなものがあったほどです
朝鮮の歴史と文化 姜在彦【日本における朝鮮史美化運動家の巨魁、著作内容は「うまく誤魔化した嘘の塊り」に近い】
p208
両班たちの必須の知識として族譜を暗記する、いわゆる譜学のようなものがあったほどです
*例えば、同じ族譜に次の3名が記載されているとしよう。
①在日コリアン系信用組合の幹部1名②朝鮮人ヤクザ又は明らかなその関係者1名③キャバクラ・焼き肉店・田舎のパチンコ店を開業しようと目論む在日コリアン1名
③の在日コリアンは①に無担保・手形融資で3000万の貸付を申込み、
③の在日コリアンは②に、キャバクラ店・パチンコ店開業に伴う同胞朝鮮人ヤクザ対策を依頼
バブル期にこれらが繰り返された結果、巨額の赤字が生じた商銀等朝鮮系信用組合には、1兆円を超える公的資金が投入された。我々日本人は、族譜信仰を有する在日コリアンにバカにされても仕方がないであろう。
朝鮮系信用組合への公的資金投入による救済は、まさしく、愚かさの極致とも言うべき現象である。
昔々、渡辺派に所属していたA氏(姓から本貫は多分、密陽朴氏)は、誰もが知るように帰化した在日コリアン政治家であるが、元財務官僚であった。公的資金投入による韓国・朝鮮系信用組合救済は、どこをどう見ても摩訶不思議である。財務省に対して「税金泥棒」という怒りを禁じえないものの、一括救済という美辞麗句を元に政治的圧力が強かった可能性が高い。
啓明大学校:
所蔵された族譜はほぼ半数が朝鮮王 朝時代のものであり、古くて、価値の高い族譜を 多く所蔵
東京大学東洋文化研究所:
2000年の時点で 500点以上所蔵し、その半分以上が1945年以降 に韓国で編纂されたものであり、朝鮮王朝時代の ものが33点、植民地時代のものが102点所蔵さ れている
ハーバード大学燕京図書館:
2003年の時点で 900点以上の族譜が所蔵され、編纂年代は朝鮮 王朝時代が215点、日本植民地時代が102点、 1945年以降が421点である。
ユタ系図協会(アメリカ):
2001年の時点で総 数3,847点を所蔵し、その中で朝鮮王朝時代のも のが380点、日本植民地時代のものが2,070点、 1945年以降のものが約1,000点である。
論文著者は知らないであろうが、族譜は「いつから書かれ始めたのか?いつ成立したのか?」を非常に決めにくいのである。(宮嶋氏の論文から)。従って、朝鮮王朝時代成立を確定させるには、相当の知識が必要であり「朝鮮王朝時代のも のが380点」はほぼ確実に誤りである
大田市に族譜専門出版社の回想 社が設立した族譜博物館があり、仁済大学校図書 館もデジタル族譜図書館を運営し、約2,000点の 族譜のデジタルデータベース化を完了している。
つける薬が無い!としか、言いようがないものの、現在でも韓国では族譜信仰が強いことの証拠である。
2.中国における族譜の形成と発展
族譜は他にも宗譜、家譜、譜牒、家乗、世譜、 世牒、支譜、房譜など多様な名称で呼ばれ、その 中にでも「宗譜」「族譜」「家譜」という名称が多用 されていた。
多賀秋五郎の『中国宗譜の研究』(上巻)によると、日本とアメリカの図書館に所蔵さ れている族譜(日本1,252点、アメリカ1,238点)
清代及び中華民国時期に中国の族譜は量と質と もに中国の歴史上で最高潮に達した。そして族譜 の編纂が庶民層にまで浸透・普及した。現在約 5万点(種)が存在すると言われている中国の族 譜はその多数がこの時代に編纂されたものである。
3.中国族譜の編纂目的、体制(形式)、 機能
中国族譜の編纂目的は宋代以来の私修族譜に焦 点を当てると、大体次のように集約できる(3)。
(1)宗族の団結を強固にしようとする意図
(2)宗族の活動を活発にしようとする意図
(3)宗族の秩序を統制しようとする意図
コメント