見えない宇宙の正体
ダークマターの謎に迫る
鈴木 洋一郎
講談社ブルーバックス
2020年


p21
宇宙ステーションは地球重力の方向である地球の中心に向かって”ある距離”進んだのち、ちょうど周回軌道まで自由落下するのです
第8章 銀河回転速度の謎
p114
銀河の回転速度は星がないような銀河の端まで一定だったのです。これを回転速度の謎といいます
p115
距離の逆2乗の法則
【M]は太陽の質量、mは惑星の質量、Gは重力定数、rは距離】
F=GmM / r2
G=6.67×10-11m3/kg/s2は重力定数です
図8-2 距離が4倍になると速度は1/2倍に
p116
惑星の公転速度をvとすると、遠心力 F=mv2 / rと万有引力が釣り合っているので
F=GmM / r2=mv2 / r となります。
このつり合いから回転速度が求まり、v=√GM / r となります。
【太陽から離れた惑星の公転速度は】1 / √r で遅くなります
銀河の端までその速度はほぼ一定です
見えない物質(ダークマター)が必要になります
p118
公転半径内の物質の質量は
M=rv2/G 公転半径×公転速度の2乗 / 重力定数
【太陽系内の質量合計は太陽の質量に近似できるので太陽の質量は】
2×1030 kg
p120 【銀河系の】
太陽系より内側の総物質量は
2.2×1041 kg
p162
ダークマターの性質
1 安定である
2 電荷をもたない、中性の物質である
3 我々の知っている原子・分子などの通常の物質ではない
4 重力相互作用する。そして、重力以外での通常物質との相互作用は、弱いかあるいはなくてもよい 5 飛び交うスピードは遅い
p164
ダークマターの候補たち 弱い相互作用をする重い粒子(WIMP)
次の候補はアクシオン(Axion)です
ダークマターの謎に迫る
鈴木 洋一郎
講談社ブルーバックス
2020年
第一線の研究者であった方による極めて分かりやすい暗黒物質に関する解説であり、ダークマターの存在が、極めて簡単な式から確実であることがよくわかる。ダークエネルギーは恐らくは宇宙の推定膨張速度からの算出であろう。


p21
宇宙ステーションは地球重力の方向である地球の中心に向かって”ある距離”進んだのち、ちょうど周回軌道まで自由落下するのです
第8章 銀河回転速度の謎
p114
銀河の回転速度は星がないような銀河の端まで一定だったのです。これを回転速度の謎といいます
p115
距離の逆2乗の法則
【M]は太陽の質量、mは惑星の質量、Gは重力定数、rは距離】
F=GmM / r2
G=6.67×10-11m3/kg/s2は重力定数です
図8-2 距離が4倍になると速度は1/2倍に
p116
惑星の公転速度をvとすると、遠心力 F=mv2 / rと万有引力が釣り合っているので
F=GmM / r2=mv2 / r となります。
このつり合いから回転速度が求まり、v=√GM / r となります。
【太陽から離れた惑星の公転速度は】1 / √r で遅くなります
銀河の端までその速度はほぼ一定です
見えない物質(ダークマター)が必要になります
p118
公転半径内の物質の質量は
M=rv2/G 公転半径×公転速度の2乗 / 重力定数
【太陽系内の質量合計は太陽の質量に近似できるので太陽の質量は】
2×1030 kg
p120 【銀河系の】
太陽系より内側の総物質量は
2.2×1041 kg
p162
ダークマターの性質
1 安定である
2 電荷をもたない、中性の物質である
3 我々の知っている原子・分子などの通常の物質ではない
4 重力相互作用する。そして、重力以外での通常物質との相互作用は、弱いかあるいはなくてもよい 5 飛び交うスピードは遅い
p164
ダークマターの候補たち 弱い相互作用をする重い粒子(WIMP)
次の候補はアクシオン(Axion)です
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