司馬遷 現代語訳 史記
大木 康 訳・解説
筑摩新書
2011年
p115
本紀、世家、列伝は史記にあって、価値の序列を示しているのである
p231
史記とそれ以外の正史との大きな違いは史記における世家の存在である
中国正史検索サイトで「陳平」で検索すると、本紀、世家、列伝のいずれでもヒットする、「項羽」で検索しても同様である。司馬遷が何故、世家を加えたのかはわからない?大木氏ですらその理由は書かれていないからして、私にわかるはずがない。中国正史を猿真似した高麗史を検索すると、高麗前期における朝鮮半島では「同父異母婚」などの近親婚禁令が出されている。
高麗前期の支配層における近親婚の蔓延→高麗支配層におけるinbreeding load=近親交配による集団への遺伝的負荷の発生→13世紀のモンゴル軍侵攻と一時的な寒冷化による人口の大幅な減少(推定値85%)によるinbreeding loadの全朝鮮人への拡散とボトルネック効果の重なり→朝鮮人におけるmutation loa=遺伝子変異に伴う集団への負荷の発生というのが私の推測である。
非同義変異比率が他の集団より相当程度に高いという奇妙な集団は、1000年=40世代以上の長期間存続はしえないであろう。言い換えれば、13世紀にスパイク状に高くなった非同義変異比率は、朝鮮人においては、ゆっくりと低下し続けてきたはずである。従って、13世紀~14世紀初頭、朝鮮半島の連中は今よりももっと酷い変な連中ばかりであったはずだ。朝鮮史はどこをどう見ても13世紀が分かれ目である。13世紀以前については在日による朝鮮史書籍でも嘘を書く必要がないのに対して、14世紀以降は明らかに異なる。
大木 康 訳・解説
筑摩新書
2011年
執筆時点で東大東洋文化研究所教授であり研究に専念できる日本トップクラスの研究者による翻訳である。本棚には、「昔のタイプ」の中国史書籍が数多くあるが、読んでいると30年以上前にタイムスリップして中国古代史の書籍を読んでいるかのような感覚が生じた。現在では、この史記のようなスタイルの中国史に関する日本語書籍は少ない。
p115
本紀、世家、列伝は史記にあって、価値の序列を示しているのである
p231
史記とそれ以外の正史との大きな違いは史記における世家の存在である
中国正史検索サイトで「陳平」で検索すると、本紀、世家、列伝のいずれでもヒットする、「項羽」で検索しても同様である。司馬遷が何故、世家を加えたのかはわからない?大木氏ですらその理由は書かれていないからして、私にわかるはずがない。中国正史を猿真似した高麗史を検索すると、高麗前期における朝鮮半島では「同父異母婚」などの近親婚禁令が出されている。
高麗前期の支配層における近親婚の蔓延→高麗支配層におけるinbreeding load=近親交配による集団への遺伝的負荷の発生→13世紀のモンゴル軍侵攻と一時的な寒冷化による人口の大幅な減少(推定値85%)によるinbreeding loadの全朝鮮人への拡散とボトルネック効果の重なり→朝鮮人におけるmutation loa=遺伝子変異に伴う集団への負荷の発生というのが私の推測である。
非同義変異比率が他の集団より相当程度に高いという奇妙な集団は、1000年=40世代以上の長期間存続はしえないであろう。言い換えれば、13世紀にスパイク状に高くなった非同義変異比率は、朝鮮人においては、ゆっくりと低下し続けてきたはずである。従って、13世紀~14世紀初頭、朝鮮半島の連中は今よりももっと酷い変な連中ばかりであったはずだ。朝鮮史はどこをどう見ても13世紀が分かれ目である。13世紀以前については在日による朝鮮史書籍でも嘘を書く必要がないのに対して、14世紀以降は明らかに異なる。
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