ヨーロッパ文明の正体
何が資本主義を駆動させたのか
下田 淳
筑摩選書
2013年
p17
棲み分けがヨーロッパ史の基盤であるというのが出発点である
第一章
何故ユダヤ人は虐殺されなければならなかったのか
私見では中世ヨーロッパに住む唯一の非キリスト教徒であったからに過ぎないし、それ以上に偽キリスト教徒をあぶり出すための異端審問にみられるようにユダヤ教徒がキリスト教徒を偽装する場合が多かったためである。
p75
寒冷な気候が文明を進歩させるという思想をことさらに主張したのがモンテスキュー
「法の精神」のなかで
p95
ヨーロッパは平野部が広大で
人口が均等に存在した
第三章
皇帝なき文明ヨーロッパ
私見では、中国と異なるのは大陸中世ヨーロッパは13世紀頃まで今日のアマゾンに匹敵する大森林地帯であったことによる。大森林がヒトの居住空間を完全に分断していたのであり、森が事実上の海の代わりであったようである。従って、大森林をまたぐ統一帝国は形成しえない。中国との決定的な差である。しかし、緯度が高いため、一度伐採するだけで森は容易に再生しないことが大きな要因である
第4章 何故ヨーロッパは世界を植民地出来たのか
14世紀頃までアラブ世界・中国に比べてヨーロッパは明らかな後進地域であった。私見では、中国・日本を除くほぼ全世界を事実上の植民地にできたのは、IQ分布の分散値が朝鮮人を除く東アジア人、アラブ人に比べて、若干大きかったことが最大の要因である。IQ平均は同じであるが、IQ分布の分散値が大きい=標準偏差が大きい=上方・下方ともに同じ人口であれば累積人口(上側0.15%、下側0.15%)は大きくなる=絶対数としての天才と魯鈍の両者が同じ人口でも数そのものは大きくなる。
IQ分布の分散値が大きいという現象が生じたのは確実に知能関連の遺伝子変異頻度が朝鮮人を除く東アジア人とヨーロッパ人とでかなり異なるからである。朝鮮人の場合、完全な遺伝子異常民族であるからして除外する。朝鮮人のDNA異常性発生時点は13世紀と推定され、1000年以上は集団としては確実に存続しえない、従って、300年後には集団としては消滅し、DNA博物館に極めて特異な遺伝子集団としてその塩基配列と他集団と異なる変異頻度が、整形した朝鮮人男女の整形前後の写真と共に陳列されているであろう。典型的な証拠は下。

第5章 科学技術が爆発的に発展した本当の理由
中国人・日本人に比べてIQ分布の分散値が大きいからに過ぎない。
第6章 何故ヨーロッパに資本主義が生まれたのか
著者の方はマンフォードを読まれたことがないのであろうか?理屈だらけのドイツ人については多分ウェーバーが正しい。イギリス・フランス等については、ドイツ同様に修道院の存在が決定的である。世界の全宗教の中で修道院のみが、聖職者が現実に労働を行っていた。修道院こそが、ヨーロッパと他国を完全に分ける決め手である。アラブ・中国・インドの聖職者は労働することを蔑み、絶対に自ら労働することなどありえないのに対して、修道院では聖職者が時間を決めて労働していたのである。この点を指摘したのがマンフォードであり、章タイトルに限定すれば、マンフォードはウェーバーと同レベルの評価がなされるべきである。ヨーロッパ全域で13世紀頃まで文字即ちラテン語が読めるヒトは修道院以外にはほぼ存在していなかった。
何が資本主義を駆動させたのか
下田 淳
筑摩選書
2013年
非常に大きいテーマに挑んだ著作であるが、私には著者の言う「ヨーロッパ文明の棲み分け」という見解は無意味に思える。著者の方は、マンフォードを読んだことがないのであろうか?
それで、大きなテーマに私見を書いておいた
それで、大きなテーマに私見を書いておいた
p17
棲み分けがヨーロッパ史の基盤であるというのが出発点である
第一章
何故ユダヤ人は虐殺されなければならなかったのか
私見では中世ヨーロッパに住む唯一の非キリスト教徒であったからに過ぎないし、それ以上に偽キリスト教徒をあぶり出すための異端審問にみられるようにユダヤ教徒がキリスト教徒を偽装する場合が多かったためである。
p75
寒冷な気候が文明を進歩させるという思想をことさらに主張したのがモンテスキュー
「法の精神」のなかで
p95
ヨーロッパは平野部が広大で
人口が均等に存在した
第三章
皇帝なき文明ヨーロッパ
私見では、中国と異なるのは大陸中世ヨーロッパは13世紀頃まで今日のアマゾンに匹敵する大森林地帯であったことによる。大森林がヒトの居住空間を完全に分断していたのであり、森が事実上の海の代わりであったようである。従って、大森林をまたぐ統一帝国は形成しえない。中国との決定的な差である。しかし、緯度が高いため、一度伐採するだけで森は容易に再生しないことが大きな要因である
第4章 何故ヨーロッパは世界を植民地出来たのか
14世紀頃までアラブ世界・中国に比べてヨーロッパは明らかな後進地域であった。私見では、中国・日本を除くほぼ全世界を事実上の植民地にできたのは、IQ分布の分散値が朝鮮人を除く東アジア人、アラブ人に比べて、若干大きかったことが最大の要因である。IQ平均は同じであるが、IQ分布の分散値が大きい=標準偏差が大きい=上方・下方ともに同じ人口であれば累積人口(上側0.15%、下側0.15%)は大きくなる=絶対数としての天才と魯鈍の両者が同じ人口でも数そのものは大きくなる。
IQ分布の分散値が大きいという現象が生じたのは確実に知能関連の遺伝子変異頻度が朝鮮人を除く東アジア人とヨーロッパ人とでかなり異なるからである。朝鮮人の場合、完全な遺伝子異常民族であるからして除外する。朝鮮人のDNA異常性発生時点は13世紀と推定され、1000年以上は集団としては確実に存続しえない、従って、300年後には集団としては消滅し、DNA博物館に極めて特異な遺伝子集団としてその塩基配列と他集団と異なる変異頻度が、整形した朝鮮人男女の整形前後の写真と共に陳列されているであろう。典型的な証拠は下。

第5章 科学技術が爆発的に発展した本当の理由
中国人・日本人に比べてIQ分布の分散値が大きいからに過ぎない。
第6章 何故ヨーロッパに資本主義が生まれたのか
著者の方はマンフォードを読まれたことがないのであろうか?理屈だらけのドイツ人については多分ウェーバーが正しい。イギリス・フランス等については、ドイツ同様に修道院の存在が決定的である。世界の全宗教の中で修道院のみが、聖職者が現実に労働を行っていた。修道院こそが、ヨーロッパと他国を完全に分ける決め手である。アラブ・中国・インドの聖職者は労働することを蔑み、絶対に自ら労働することなどありえないのに対して、修道院では聖職者が時間を決めて労働していたのである。この点を指摘したのがマンフォードであり、章タイトルに限定すれば、マンフォードはウェーバーと同レベルの評価がなされるべきである。ヨーロッパ全域で13世紀頃まで文字即ちラテン語が読めるヒトは修道院以外にはほぼ存在していなかった。
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