2025年10月

図説 アイルランドの歴史 リチャード・キレーン鈴木 良平 訳彩流社2000年①リチャード・キレーンについては、訳者が出版社に照会しても、アイルランドの某大学卒業した歴史家で他に著作もあるとしかわからない。アイルランド史はイギリス人=英国紳士目線によって書かれる場 ... もっと読む

日本 VS 韓国 対立がなくならない本当の理由池上 彰文藝春秋2020年 2020年2月2日にテレビ放映された池上彰氏の番組を元に書かれたものであるが、大変内容の薄い著作である。遺憾ながら、韓国人DNAは集団として見た場合には、DNA異常民族とさえ呼びうるほど特異な民 ... もっと読む

誰も知らなかった皇帝たちの中国 岡田 英弘WAC 文庫2006年岡田英弘氏の著作は、東京外大という一次資料面では非常に不利な環境にもかかわらず、恐らくは、東京外大には東アジアの各言語に真に精通した者が多数いるという利点を活かして、内藤湖南・桑原実蔵以来の長いシナ学 ... もっと読む

重力のからくり山田 克哉 講談社ブルーバックス2023年 本書刊行時点でアメリカ在住で83歳になられる元教授の方による6冊目の講談社ブルーバックスである。説明文・式共に非常にわかりやすいp193 図6-1。【重力を1とした場合強い力は、重力の1040 倍電磁力は、重力の10 ... もっと読む

アレクサンドロス大王の野望 ニック・マッカーティ 木村凌二 訳 原書房 2007年作家によるアレクサンドロス大王の伝記であるがとにかく面白いの一言。この伝記から見てアレクサンドロス大王の軍による大規模な戦闘は3~4回程度に過ぎないようであり、他は全て自軍の損害 ... もっと読む

西暦3000年の人類Nest Milleniaアイザック・アシモフフランク・ホワイト林 陽 訳徳間書店1994年パウロに関する記述からアシモフはユダヤ人では?感じて調べるとやはりそうであった。SF小説をはじめ生涯に400冊を超える著作を出したアシモフの遺作であり、世界史を上手く短 ... もっと読む

東方見聞録The book of ser marco polo,the venetian, concerning the kingdoms and marvels of the east マルコ・ポーロ青木 富太郎 訳世界探検全集 01 河出書房新社 2022年 *記述の最低でも80%以上は、不正確・誇張・嘘であり、ひょっとすると東方見聞録が有名なの ... もっと読む

恨の国・韓国ーーなぜ、日韓は噛み合わないのか金 慶珠 祥伝社2015年今まで読んだ韓国関連本の中でこれほどまでに中身のない書籍は珍しい。しかし、DNAが韓国人であることを考慮すれば当然かもしれない。ご本人は社会言語学者のつもりであるようだ。「我々は優秀な民族」が ... もっと読む

世界の多様性 家族構造と近代性 普及版 エマニュエル・トッド 荻野 文隆 訳2008年初版2025年普及版第一版超有名な著者による「第三惑星」と「世界の幼少期」を合本した著作であるものの、いつものフラン人の気取った書き方に閉口して文章は飛ばし読みした。内容から見 ... もっと読む

シリーズ中国近現代史③革命とナショナリズム  石川 禎浩岩波新書2010年中国史マニアの私から見て、非常によくできた書籍である。日中戦争に新しい、しかも正しい視線を持ち込んでいる。著者が主張するように確かに日中戦争の結果として中国は国際的に「大国に変化した」 ... もっと読む

黒死病 ペストの中世史 ジョン・ケリー 野中邦子 訳 中公文庫 2020年この書は、コロナ禍もあってかアメリカでベストセラーになったとのことである。著者は研究者ではないものの優れた内容であり、記述が正しいことを別途確認した。ペストの原発地が中央アジアであるこ ... もっと読む

だからタイは面白い暮らして分かったタイ人の「素の顔」高田 胤臣光文社文庫2023年2002年から21年間もタイ在住で妻もタイ人である著者による、面白い内容である。本棚のどこかには光文社のカッパブックスが何冊かあり、「悪魔の飽食」等々とにかく面白い著作をメインとす ... もっと読む

人口知能はいかにして強くなるのか? 対戦型AIで学ぶ基本のしくみ小野田 博一講談社ブルーバックス2017年本書により、やっと対戦型AIの原理が理解できた。ありがとうございます😊と著者に言いたい。今日でも、汎用AIなど、概念上のものにすぎない、即ち空想の産物に過 ... もっと読む

日本陸軍とモンゴル 興安軍官学校の知られざる戦い楊 海英 中公新書 2015年静岡大学の楊教授の著作であり、私には専門的過ぎてメモする箇所が少ない。しかし、本書は盧溝橋事件以後のモンゴルの軍事面での動きを知ることができる唯一の書である本書によって、中国内モン ... もっと読む

ヘタレ人類学者砂漠を行く小西 公大大和書房2024年  書かれていくご自身の内容から見て、軽いADHDであろう人類学者のインドでのフィールドワークを一般向けに書いたものであり、中身は面白いがメモ数rべき点は少ないp69 インド社会の関係原理を「差異の徹底的な顕示と異 ... もっと読む

統一教会との戦い35年そしてこれから全国霊感商法対策弁護士連絡会旬報社2022年統一教会とは単なる詐欺師団体と考えてきたが、現実には、本書にあるような各種事業・ワシントンタイムズなどの新聞をも発行する事業団体であり、その赤字を日本国内の女性をターゲットにした宗 ... もっと読む

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