2025年07月

Recurrent gene flow between Neanderthals andmodern humans over the past 200,000 yearsLiming Li, Troy J. Comi, Rob F. Bierman, Joshua M. Akey*science 12 July 2024ネアンデルタール人→現世人類ではなく、逆に現世人類→ネアンデルタール人へのゲノム(遺伝子)移入 ... もっと読む

性から読む江戸時代ーー生活の現場から沢山 美果子岩波新書2020年この書は岩波新書としてはよく売れるであろう。驚いたのは、1951年生まれであるからして、著者はこの書刊行時点で、何と69歳である点だ。しかも、経歴からして過去において一切大学の教員歴はない。私の知る ... もっと読む

中国近世史内藤湖南岩波文庫2015年内藤湖南の時代区分は、中国史研究者の多い今日のフランスでも受け入れられ欧米中国史研究者の定説である。内藤湖南は、漢字で書かれた資料しか読んではいないため、モンゴルに関する記述は今日から見れば多少は疑問に感じる点もあるものの ... もっと読む

朝鮮半島の人口転換とその変動要因の分析 - 李朝時代から現在(韓国・北朝鮮)まで一三浦洋子千葉経済大学 経済論駁第29号2004年論文自体は読んではいない。データのみ頂戴しておく。PDFであるが、画像である。①高麗時代末の人口が32万としているが疑問である。②李氏朝鮮時 ... もっと読む

統一教会とは何か 追い込まれた原理運動 有田芳生 教育資料出版会1992年20世紀末から有田氏はずっと統一教会問題を追いかけていた。英語では創始者の姓からmooniesと呼ばれている。一応は韓国のプロテスタント系新興宗教に分類されることも多いが、実態は完全な詐欺師団体 ... もっと読む

DNA Methylation and Its Basic Function Lisa D Moore, Thuc Le & Guoping Fan nature>  neuropsychopharmacology  11 July 2012朝鮮人のDNA塩基配列そのものは、非同義変異比率が高いという意味において完全に異常である、又は極めて特異である①朝鮮人DNAに異常が生じ ... もっと読む

韓国韓国の思想  伝統思想を問い直す韓国とはいかなる国か作品社2002年 この書の著者の内、DNAが日本人である者は何人であろうか?それを知りたい。古田氏は多分日本人である。人間の持つすべての愚かさが凝縮されたと言い切ってよいこの愚書が刊行された頃、統一教会は日 ... もっと読む

脳と心のしくみ池谷 裕二 監修新星出版社2016年今まで読んだ脳と精神疾患・脳神経変性疾患に関連する著作の中で、私には断トツで印象的であった。文章に書かれている内容は類書と大差がない。しかし、きわめて豊富なカラーイラストにより同じ内容でも受ける印象がまるで異な ... もっと読む

「朝鮮民族の知恵」朴 禮緒 雄山閣 2003年 著者は朝鮮総連に寄生し、日本人の甘さに付けこんで日本で生息することを許されている者である。パスパ文字を源流とするハングルを唯一の例外として、13世紀即ち私が朝鮮人DNAに異常が生じたと推定している時期=高麗後期以降に ... もっと読む

遺伝子力 ヒトを支える50の遺伝子NPO法人システム薬学研究機構 オーム社平成23年この書が例示する50の遺伝子はヒトの肉体面で重要な遺伝子を概ね網羅している。アメリ食品医薬品局論文が抽出した朝鮮人固有の遺伝子変異リストの突合結果は次のとおりであり、改めて朝鮮人固 ... もっと読む

続・日本軍兵士帝国陸海軍の現実吉田 裕中公新書2025年今まで、太平洋戦争の陸軍兵力数に関する総軍単位での明確なデータがどの書籍でも掲載されていなかった。この書によって1945年時点で北から順に関東軍=78万シナ派遣軍=120万南方総軍=164万であるとわかった。意外にも ... もっと読む

偉大なる失敗 マリオ・リヴィオ千葉 敏生 訳 早川書房 2015年 元々は宇宙物理学者であったようだが、事実上はいわゆるサイエンスライターによる「DNAの3重らせん構造=ポーリング」「宇宙定数=アインシュタイン」「静的宇宙=ホイル」等々の例であるが、何故、優れた頭 ... もっと読む

中国の地政学マテュー、デュシャテル松本 達也 訳文庫クセジュ白水社2024年 フランス人が書いた中国史の著述は、気取った表現に満ちている場合が多い。しかし、最終結論は正しい場合が多い。この書もそうであり、北朝鮮は中国指導部にとっては、単なる問題児に過ぎないという ... もっと読む

パーソナリティー障害を乗り越える正しい理解と最新知識市川秀夫 日東書院2011年DSM-4当時のパーソナリティー障害に関する福島大学教授から臨床医になった者による徹頭徹尾易しいに徹した解説書である。自らの経験から、パーソナリティー障害の多くが幼少時の虐待や無視が最 ... もっと読む

新 脳の探検 下脳から「心」と「行動」を見るフロイド・E・ブルーム 中村克樹、久保田競 監訳 講談社現代新書2004年私の知る限りにおいて、韓国人はヒトの精神に関する遺伝子に大量の韓国人固有の遺伝子変異を有している。なかんずく、精神疾患の「皇帝」とも言うべき統 ... もっと読む

歴史は化学が動かした人類史を大きく変えた12の素材斎藤 勝裕斎は旧字体。出版社は困った?明日香出版2024年 理由はしらないが、200冊以上の著作がある元大学教授殿の著作である。研究などは、ほとんどせずに、著作に専念したのであろう。名工大教授であったからして、税金の ... もっと読む

古代インドの文明と社会世界の歴史 3山崎 元一中央公論1997年 古代インド人の全ゲノム分析論文は読んだことがなく、出ているかどうかも知らない。現代インド人については、今年Cellに大規模サンプルの全ゲノムシーケンス論文が出されて、祖先集団が3つであるとしている。理研 ... もっと読む

文化人類学入門 箕曲 在弘大和書房2024年  今まで文化人類学の著作を翻訳を含めて何冊も読んできたが、この書で最終的に文化人類学への興味は最終的に消滅した。結婚形態(=父系又は母系社会のいずれか)は、文化人類学のメインテーマの一つである。私の知る限り、事実 ... もっと読む

世界史を変えた50の武器ジョエル・レヴィ伊藤 綺 訳 原書房 2015年中国史で言う弩弓とヨーロッパの弩弓は、それぞれ独自に別々に発明されたと思っていたが、中国からヨーロッパへ伝えられたことを知り驚いた。中国からアラブ世界を通じて遠く離れたヨーロッパに、弩弓・ ... もっと読む

ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか キューリング恵美子小学館新書2021年ドイツ人と結婚し、長くドイツに暮らす日本人女性による。ドイツ人各国の若者と子供のタイトル通りの一側面であるものの、p14の内閣府調査データから見て、単に自惚れの強い子供と若者がドイツに ... もっと読む

世界を変えた17の方程式イワン・スチュアート 水谷 淳 訳 ソフトバンク クリエイティブ2012年数学者による科学読み物。16式の解説は、明らかにおかしい。原因→結果→原因→結果がt回繰り返される=tを時間変化と見做しうる=気象計算等々原因結果の繰り返しに使用で ... もっと読む

ウイグル ジェノサイド東トルキスタンの真実ムカイダイスハート出版令和3年 この書を読んで、何故中国政府が徹底してウイグル弾圧を行うのか?に対する完全な答えがわかった。現在、中国には政府公認だけでも55の少数民族がいる。ウイグル以外の少数民族は、チベット人です ... もっと読む

欧米社会の集団妄想とカルト症候群浜本 隆志 編明石書店2015年 著者らは、ナチスをある種のカルトと捉えている。しかし、明確に誤りである。1.ナチスは合法的に政権奪取した。2.ナチス政権下において、ドイツ経済は驚異的な回復を見せた。3.ナチス自体はカルトではない、ユダ ... もっと読む

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