2025年01月

生態学大図鑑The Ecology Bookジュリアン・シュローター 他鷲谷 いずみ 訳三省堂2021年イギリスで出版された英語名タイトルの翻訳書である。驚いたのは、イギリスの生態学では、ドーキンスの「利己的な遺伝子」という見解が支配的である点だ。知りうる限りでは、動物学の ... もっと読む

アメリカNIHの生命科学戦略全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔掛札 堅講談社ブルーバックス2004年①アメリカのの公的研究機関と言えば、FDA=アメリカ食品医薬品局、コロナ禍の際には連日のように新聞報道されたCDS=アメリカ疾病予防管理センター、そしてこの書で ... もっと読む

中国の悲しい遺産この40年の検閲なき証言ベティ・パオ・ロード 金美齢 訳中国生まれで8歳の時に渡米し、その後、アメリカの中国大使夫人として中国で暮らした女性による。略歴によれば200万部をも売り上げた小説も書いているそうである。しかし、残念ながら、本書にはタイ ... もっと読む

不可能を証明する現代数学の挑戦瀬山 士郎青土社2010年現代数学は細かく専門分野に分かれている。発見された内容が何に使えるのか?私の知っている例は、①線形代数ではグーグルのページランクと呼ばれる順位決定アルゴリズム。実際には、ペロン・フロベニウスの定理そのも ... もっと読む

ユダ イエスを裏切った男利倉 隆平凡社新書2006年著者によれば画集を見ている際にいつもユダが描かれた絵が出るとページをめくる手が止まるそうである。下は本書でも紹介されているレンブラントが23歳の時に書いた彼のいわゆる出世作品<銀貨30枚を返すユダ>である。人の ... もっと読む

統一教会 何が問題なのか文藝春秋 編文春新書2022年 週刊誌 文春の記事をまとめた内容である。やはり、所詮は週刊誌に過ぎず、極めて底の浅い内容であり、何故、統一教会という朝鮮人の単なる宗教詐欺団体に日本人が簡単に騙されるのかは?全く明らかではない。韓国では全く ... もっと読む

Estimating Mutation Load in Human Genomes Brenna M Henn et al.2015 May 12 久方ぶりに本当に面白い論文を読んだという一言に尽きるこの論文における下記一文は非常にうまい表現である、まさしく朝鮮人=韓国人が宿す有害変異の重荷に耐えかねているのが、いわゆる「非 ... もっと読む

フロイト小此木 啓吾講談社学術文庫1989年著者の名前は当然知っているし他の著作も読んだことはある、しかし、私には空疎な言葉の羅列に感じられた。①アメリカでのみ盛況のいわゆる精神分析医とは基本的には正常な社会生活を送っている者を対象としているはずである。従っ ... もっと読む

数学大図鑑Newton 大図鑑シリーズ再度、図書館から借りた。内容を画像化する手法に優れている。画像内容を検討せよ。偏差値を気にしている中学生の世の中のお母さん連中は、偏差値が、シグマ値を10倍して50足したものであることを何パーセントが理解しているのであろうか?シ ... もっと読む

発達障害の素顔脳の発達と視覚形成からのアプローチ山口真美講談社ブルーバックス2016年 誰もが、まさかそんなことがあるはずがない‼️と感ずるであろうが、アメリカ食品医薬品局が2014年にひっそりと学会発表した論文の付属資料で抽出された韓国人固有の遺伝子変異は、非 ... もっと読む

日本軍と日本兵米軍報告書は語る一ノ瀬 俊也講談社現代新書2014年 著者が言わんとする点に全て同意する。従来は、旧陸軍については精神主義一本槍やりの思考能力欠如集団として、描かれる場合が多かった。この書は、そのような単眼的視点が誤りであることを明確に立証した。 ... もっと読む

韓民族こそ歴史の加害者である東アジアのトラブルメーカー石 平飛島新社2019年 余程頭が良いのであろう、主張自体は正しい。確かに、朝鮮史は必ず外国勢力を巻き込んで、国内の支配者、支配階層が決定されてきた、その通りである。言い換えれば、朝鮮史には自律的な動きが極 ... もっと読む

教養として読む世界の経典中村 圭志三省堂2016年著作の多い宗教学者による各宗教の原典引用と解説。仏教に多くのページがさかれている。宗教に優劣などなく、バカげた考えではあるが、私の印象では圧倒的にイスラム教が優れているといつも感じざるを得ない。かつて、ネット検 ... もっと読む

戦国日本を見た中国人海の物語「日本一鑑」を読む上田 信講談社新書 メチエ2023年 下は、明史の鄭舜功に関する記述。源義長が鄭舜功を捉えて、豊後の太守の源義鎮が、鄭舜功を明朝に送り返したと記述しているのでは?しかし、その後の記述では、鄭舜功は出海哨探者としており ... もっと読む

面白くて眠れなくなる数学桜井 進PHP研究所2015年タイトル通りであり、非常に面白い。特に、巡回セールスマン問題は現実にも適用できる問題であり、未解決であることにむしろ驚いたp29 巡回セールスマン問題グーグルAIより巡回セールスマン問題(Traveling Salesman Probl ... もっと読む

「もの」から見た朝鮮民俗文化朝倉 敏夫 編新幹社2003年編者によれば国立民族学博物館で20世紀末に行われた共同研究をまとめたものだそうだ。推測ではあるが、それぞれの著者は大部分が日本名で記載されているものの、ほとんどが国籍は別として在日の人々であろう。もしも ... もっと読む

周恩来 最後の10年ある主治医の回想録張 佐良早坂 義征 訳日本経済新聞社1999年周恩来の主治医を11年間勤めた者による。毛沢東の主治医がアメリカへのがれた後書いた暴露本的な内容と異なり、周恩来を絶賛している内容のみである。毛沢東の主治医の記録の場合には、 ... もっと読む

女たちの王国「結婚のない母系社会」中国秘境のモソ人と暮らす曹 恵虹秋山 勝 訳2017年草思社中国系シンガポール人女性(国際的な弁護士事務所勤務であったが退職)が、ligu lake周辺のモソ族の暮らす地域に別荘を建て、モソ族と深く交流した内容満載の文化人類学の著作と ... もっと読む

Human-Specific Histone Methylation Signatures at Transcription Start Sites in Prefrontal Neurons Hennady P. Shulha et al. November 20, 2012 この論文で抽出されたDPP10, CNTN4、CHL1遺伝子について、韓国人固有の遺伝子変異は次のとおり。いずれもSNV-1の数である ... もっと読む

ペンローズの幾何学対称性から黄金比、アインシュタイン・タイルまで谷岡 一郎荒木 義明講談社ブルーバックス2024年本書で言うアインシュタイン・タイルとは、物理学者のアルバート・アインシュタインとは全く無関係である。p141974年にはなんと2種類の図形だけで可能なこ ... もっと読む

岡田啓介開戦に抗し、終戦を実現させた海軍大将のリアリズム山田 邦紀現代書館2018年伝記は通常は読めば対象人物の人間像が浮かび上がってくる。しかし、私にはこの書を流し読みしても岡田啓介の人物像が浮かび上がってはこなかった。確かに2・26事件時の首相であり、その後 ... もっと読む

ヒトの変異人体の遺伝的多様性についてアルマン・マリー・ルロウみすず書房2006年一応は正規の研究者であることは読めば分かるが、ヒトの肉体的な極めて頻度の低い変異について、面白おかしく書かれた、明らかに売れることだけを目的として書かれた書物である。肉体的な変異 ... もっと読む

Changes in informal society and slavery during the Chosun-Era in KoreaHeeho Kim nature humanities and social sciences communications19 October 2022 *表1をそのままコピペするとライブドアブログの一記事当たりの容量制限に引っかかったので、2ページ目になる ... もっと読む

Changes in informal society and slavery during the Chosun-Era in KoreaHeeho Kim nature humanities and social sciences communications19 October 2022 *1ページ当たりの容量制限の故に、2ページに分けざるえなくなった。*下が、この論文の表1から取り出した慶 ... もっと読む

人類進化の700万年書き換えられる「ヒトの起源」三井 誠講談社現代新書2005年京大理学部出身の読売新聞記者による非常によくできた解説書である。特に2005年出版で2003年発表のチンギス・カーンに関する集団遺伝学論文を紹介するなど、21世紀初頭の「ヒトの起源」に関する通 ... もっと読む

徴用工問題とは何か朝鮮人労務動員の実態と日韓対立波多野 澄雄中公新書2020年学部が法学部であったせいか?主として韓国の徴用工判決に関する私の目から見た場合には、馬鹿げた単なる「法律論の次元の屁理屈」に焦点が合わされた著作である。従軍慰安婦問題が単なるでっち ... もっと読む

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