2024年05月

モンゴロイドの道朝日選書1995年 20世紀末刊行のため、あまりにも古すぎるが。Y染色体ハプログループ以外のミトコンドリアDNA、HAL抗原等、当時のほぼ全ての分析手法を網羅している。韓国人が他の民族集団に比べ非同義変異が高い比率を示していることは、疑問の余地 ... もっと読む

Human-Specific NOTCH2NL Genes Expand Cortical Neurogenesis through Delta/Notch RegulationIkuo K. Suzuki et al.Cell. 2018 May 31 FDA論文が苦心惨憺して抽出した韓国人のみに生じている遺伝子変異の数量的な大きさの原因が、遺伝子重複にあることが判明した。遺 ... もっと読む

ヒトに固有なNOTCH2NLB遺伝子はNotchシグナルの制御を介して大脳皮質のニューロンを増加させる鈴木郁夫 2018鈴木氏の日本語論文が見つかった。基本的な論文は、この論文にある文献で網羅されているはずである。自分でも論文検索をしたが、NOTCH2NL遺伝子の関する論文は意外 ... もっと読む

脳の進化や個人差,そして病気にも関係する ヒト固有遺伝子 NOTCH2NLHuman-specifi c gene NOTCH2NL drives brain evolution, diversifi cation, and various diseases 鈴木 郁夫 Ikuo K. Suzuki2023Cellというネイチャーに匹敵するクラスの有名学術論文誌があるが、その猿真 ... もっと読む

FDAが抽出した韓国人固有の変異が生じている遺伝子リスト中のサンプル35名全員に生じている遺伝子リストとNCBIとの照合結果の2回目①NOTCH2NLについて、改めて、韓国人の精神面での異様性を遺伝的視点から実感せざるを得ない。②ヒトとしての韓国人の精神に大きな影響を及ぼ ... もっと読む

中國近世史内藤湖南岩波文庫事実上は、内藤湖南の京大での1920~1925年の講義記録である。p251の短い記述であるが、この当時、「大元ウルス時代の朝鮮半島は、大元ウルスの完全な一部であった」というのが、内藤湖南の見解であったことが良く分かる。同時期の桑原の見解は知 ... もっと読む

韓国人の歴史観黒田勝弘文春新書1998年何冊かの著作を既に読んでいる黒田氏のいわゆる嫌韓本である。黒田氏は、共同通信記者時代に韓国の延世大学に4年間留学しその後に産経新聞に引き抜かれている。肌身で韓国人どもを知っている方であるものの、古田博氏同様に小倉紀蔵氏と ... もっと読む

トコトンやさしいエントロピーの本石原 顕光日刊工業新聞社2013年 著者の方は横浜国立大学の研究者の方。p148のページタイトルが印象的であった p28エントロピーという言葉は1865年にドイツの物理学者ルドルフ・クラジウスが命名しました「変化」の意味を持つギリシャ語「 ... もっと読む

FDA論文の付属資料で抽出された韓国人固有の変異が生じているエクセルファイルで、サンプル全員共有の場合について、調べるのに時間がかかるので、NCBIで検索して絞り込む。第1回目。やはり、NCBIのグラフは概ね正しいようであるが、このリストで今後時間のある時 ... もっと読む

パーソナリティー障害林直樹 監修株式会社 法研平成30年パーソナリティー障害は、反社会性パーソナリティー障害を代表例に、遺伝的要因と特に幼児期の虐待などの環境要因の重なりによって生じ、基礎要因は、遺伝的均質性の高い民族集団であれば、あくまでそのDNAにある。図 ... もっと読む

Shining a light on CNTNAP2: complex functions to complex disordersPedro Rodenas-Cuadrado, Joses Ho & Sonja C VernesNature 29 May 2013(1)昨日読んだ下記論文でCNTNAP2遺伝子がヒトの精神に決定的に重要であることを知ったGenome-wide association study of antiso ... もっと読む

Genome-wide association study of antisocial personality disorder M-R Rautiainen et al.Nature 06 September 2016分析対象がフィンランド人に限定されるとわいえ、APSDに関する非常に優れたGWAS分析論文である。今日の在日コリアンは、日本人口のたったの0.8%程度に過ぎ ... もっと読む

敗戦後の博多港における朝鮮人帰国について : 博多引揚援護局『局史』を中心とした検討九州大学学術情報リポジトリ出水, 薫九州大学大学院法学研究科博士課程(現在は九州大学法学部教授で政治史が専門) 1993-11-15赤字・大文字にした部分には驚いた。GHQが在日コリアンの ... もっと読む

Whole genome sequencing of Turkish genomes reveals functional private alleles and impact of genetic interactions with Europe, Asia and Africa Can Alkan et al.07 November 2014 Nature genetics掲載の韓国人の下記論文引用リストから知って読んでみたが、全く無意 ... もっと読む

The Egyptian pyramid chain was built along the now abandoned Ahramat Nile Branch Ghoneim et al. Nature 16 May 2024 Natureのスマホへの配信記事からこの論文の発表を知った。不思議で仕方がないのは、何故、今までこんな単純なことが解明されてこなかったのか?とい ... もっと読む

Genomic Runs of Homozygosity Record Population History and ConsanguinityMirna Kirin et al. November 15, 2010 (1)下のROH分析は韓国人論文からA database of 5,305 healthy Korean individuals reveals genetic and clinicalimplications for an East Asian popu ... もっと読む

日本占領の日々ーーマクマホン・ボール日記A リックス編竹前 栄治菊池 務 訳岩波書店1992年連合国対日理事会英連邦代表として1年余りの在日中のオーストラリア人の生の日記である。何故このオーストラリア人が連合国対日理事会英連邦代表として選ばれたのかは定かではな ... もっと読む

Mourning and Burial RitesE. B. LandisSource: The Journal of the Anthropological Institute of Great Britain and Ireland, Vol. 25 (1896), pp. 340-361JANUARtY 7TH, 1896. イエール大学の文化人類学データベースで発見した李氏朝鮮時代の葬儀・服喪・埋葬の詳細な記 ... もっと読む

高地文明「もう一つの4大文明」の発見山本紀夫中公新書2021年この著作の重大な欠点は、多くの大河を有する北アメリカ大陸で何故、著者の言うところの文明が生まれなかったのか?という素朴な疑問に一切触れていない点である。Runs of homozygosity: windowsinto population ... もっと読む

The prehistoric peopling of Southeast Asia Hugh Mccoll et al. 16 Jul 2019 ある方に教えてもらって、この論文に行き着いた。この論文では、縄文人自体が、①ゴビ砂漠の南附近にいた東アジア人全体の起源である集団。②非常に古いタイプであるY染色体ハプログループD ... もっと読む

韓国 行き過ぎた資本主義「無限競争社会」の苦悩金 敬哲講談社現代新書2019年まるで、コミック漫画のようなバカげた大学受験競争に狂奔する韓国社会の実情が、ある程度正確に描かれている。しかし、著者は韓国人であるせいか?その根本的原因を考察しようとはしていない。 ... もっと読む

気の不思議その源流をさかのぼる池上正治講談社現代新書1991年いわゆる「気」や「気功」について、科学的根拠に関する点を知りたくて、流し読みしてみたが、1970年代の中国人女性の論文(論文名は記載されていない)以外には、「気」や「気功」の科学的根拠については ... もっと読む

そして最後にヒトが残ったネアンデルタール人と私たちの50万年史クレイブ・フィンレイソン上原 直子 訳白揚社2013年現生人類誕生史とも言うべき内容。p274の内容は概括的にはそのとおりかもしれないが、変異の発生とその集団内への広がり及び定着について全く言及してい ... もっと読む

Notes of some of laws, customs, and superstitions of Korea William Woodville RockhillApd 1891THE AMERICAN ANTHROPOLOGIST勘違いしている点も多いが、朝鮮半島独特のシャーマニズムについても多く記述しており、文化人類学の論文と認めうる。重要なのは、筆者が宣教師 ... もっと読む

文化人類学がよーくわかる本ポケット図解 社会と文化とヒトの多様性を俯瞰する文化人類学の目指すものは何か?杉下 龍一郎秀和システム2006年 そもそも、文化人類学者ではなく、文化財保存技術を専門とする者によって書かれたものであり、何故、執筆されたのかが不明で ... もっと読む

A recent bottleneck of Y chromosome diversity coincides with a global change in culture Monika Karmin et al. 2015 Apr強烈な印象を残す論文であるが、しかし、5000~6500年程前、男性にのみ大幅な人口減少が生じたとの分析結果(図2)は何処かで分析を誤っていると考 ... もっと読む

Patrilineal segmentary systems provide a peaceful explanation for the post-Neolithic Y-chromosome bottleneck Léa Guyon et al.Nature 24 April 2024日本人に関しては下記の博士論文があるAnalysis of whole Y-chromosome sequences reveals the Japanese population ... もっと読む

中国思想と宗教の奔流中国の歴史 07宋朝小島 毅講談社p21 磁器も書物も宗教も、唐以前と宋以降とではその様相を大きく異にする。コラム 私たちが普通に科挙と呼んでいる制度は、正しくは「選挙」という唐の科挙と宋の科挙の最大に違いは殿試確かにその通りである。下は ... もっと読む

官僚制としての日本陸軍北岡 伸一筑摩書房2012年 過去の論文に宇垣一成に関する1章を付け加えたものである。単なる「狸じじい」というイメージしかなった宇垣一成に関する詳しい内容であるが、宇垣日記を丁寧に読んだだけで書かれた内容に思える。米内光政と異なり、宇垣一 ... もっと読む

ヒトの生物学そうだったのか!知識ゼロからの東大講義坪井貴司丸善出版2019年 非常に優れた最新版に近い解説書である。著者の方は確実にセロトニントランスポーターの多型分布では、中国人・韓国人・日本人に大きな差がないことをご存知であろうしかし、セロトニン レセプタ ... もっと読む

ゾロアスター教青木 健講談社新書メチエ2008年 p92にあっさりと恐るべきことが書かれている。日本語のウキペディア記事によれば、そのとおりである。最近親婚(姉妹との婚姻等々)は、何らかの身体的特徴(ブロンドの髪の毛、白い肌等々)を守るために行われるのが普通で ... もっと読む

Corea or Cho-sen: The Land of the Morning CalmArnold Henry Savage Landor1886本書の内容からして、翻訳されないのは当然である。著者についての詳細は不明である。通訳をどのようにして得たのか?に関する記述は無いが、実際に朝鮮を訪問している点は間違いないであろう ... もっと読む

エピゲノムと生命DNAだけでない遺伝のしくみ太田 邦史講談社ブルーバックス2013年 非常に中身の濃い分かり易い内容である。 FDA論文の論文を著者の方が読まれた場合、どのような印象を持たれるのであろうか?集団遺伝学を専門してはおられないが100%確実にご存知ではない ... もっと読む

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