2021年03月

疾駆する草原の征服者 遼 西夏 金 元杉山正明 京大教授 契丹に関して最も詳しく書いている。しかし、高麗に関する記述は甘すぎる。中国の正史である元史を無視して、この頃には明らかに精神的には正常ではない集団になってしまっていた李朝朝鮮時代に50年もかけて、 ... もっと読む

蝦夷島と北方世界菊池勇夫 編集あまり参考となる点はないが、東北地方に大和政権な支配力が及んだのは、概ね8世紀であるp12漢字表記では倭の時代の7世紀までは、「毛人」、7世紀以降の律令国家(日本)になると「蝦夷」と書かれるようになったp14語源が確定を見ない蝦夷 ... もっと読む

列島創世記 縄文・弥生・古墳時代松木武彦 遅くとも、4000年前には、西日本で、雑穀栽培、陸稲栽培が始まっていたとの記述が、非常に注目される、しかし、現在では否定的見解が多い。 p90原因は恐らく環境にあるだろう西日本を覆うのは主として照葉樹林だ平均気温が今よ ... もっと読む

Ancestry informative SNP panels for discriminating the majorEast Asian populations: Han Chinese, Japanese and KoreanAccepted: 2 April 2019Cheng-Min Shi他 サンプル数として、85名の韓国人を対象としている①図3Aでは、中国人・韓国人・日本人の関係が、31万箇所 ... もっと読む

海民の日本史1国際地域学研究 第 19 号 2016 年 3 月西 川 吉 光(東洋大学教授) 解けた!現在の韓国人と日本人は主成分分析図であまりにもきれいに分岐しているが、その原因は、朝鮮半島南西部の全羅道附近には、遺伝的にはほぼ現在の日本人に近い人々が多く住んで ... もっと読む

戦国~前漢前期文化の日本列島への波及2014-03-28古代学研究所紀要第 21号石川 日出志 赤字の部分が著者の主張であり、恐らくは正しいと考えられる 日本列島を舞台とする歴史の上で、弥生時代は、初め朝鮮半島、次いで中国本士の社会・文化 と本格的な交流を開始したことに ... もっと読む

弥生時代の開始:朝鮮半島から日本列島へかながわの遺跡展特別講演第2回 2020 年 1 月 26 日(日)14:00~16:00中村大介(埼玉大学人文社会科学研究科) 弥生人の渡来ルートは、①山東半島→②遼東半島→③朝鮮半島を南下の可能性が最も高い。その原因について、①は当時の ... もっと読む

山東省の古代文化と日本弥生文化の源流 考古学資料を中心として蔡鳳書抜粋赤字部分が重要であり、稲作は恐らくは中国山東省附近の人々が朝鮮半島を経由せずに直接九州北部にもたらした可能性が高い。中国人SNP分析では、Genetic Structure of the Han Chinese Population ... もっと読む

遺伝子図鑑国立遺伝学研究所 編集 FDA論文では、他集団ではCGペアに置換が生ずることが多いのに対して、韓国人どもは他集団よりもTAペアで置換が生ずることが多いことを指摘している遺伝研によるこの著作でも、やはりCGペアに変異が生じることが多い旨を図形式で明言してい ... もっと読む

High frequencies of Y-chromosome haplogroupO2b-SRY465 lineages in Korea: a geneticperspective on the peopling of Korea 2011Soon-Hee Kim①論文タイトルにある通り、O2bが朝鮮半島においてのみ、極めて高い比率である。また、日本では、O2b1が高い比率である。弥生人 ... もっと読む

The origins of the JapaneseNaruya Saitou Dr Timothy A Jinam「斎藤成也教授とTimothy Jinam 先生の以下の論文が、Science Impact Ltd から出版されました。」と2021年1月15日付のものとして斎藤教授の研究室ウェブサイトにあったので読んでみたが、単なるインタビュー記 ... もっと読む

巨大ブラックホールの謎本間希樹著者によると恒星質量ブラックホール形成過程と異なり、銀河の中心にある巨大ブラックホールの形成過程は現時点では未解明とのことであるp23シュバルツシルト半径=RsRs=2GM/Cの2乗p51ブラックホールは本体に加えて降着円盤とジェッ ... もっと読む

新視点日本古代史 日本の原像平川南 古代日本において奴婢(奴隷)が存在していたことは間違いないであろうが、奴婢にも3分の1の口分田が支給されていたのであり、奴隷概念からは逸脱する p51墓誌には日本という国号が記されていた。734年当時、中国側が日本という国 ... もっと読む

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