進化の教書 第一巻
進化の歴史

カール・ジンマー、ダグラス・J・エムレン
講談社ブルーバックス

現生人類は、ミトコンドリアDNAで母系祖先を辿ると4グループからなり、そのうちの3つがアフリカ人であることは知っていたが、このテキストによれば、アフリカ人以外の現生人類は、全てエチオピアに暮らしていたある小集団の子孫としている。この記述の元となったのは、下記論文

Worldwide Human RelationshipsInferred from Genome-WidePatterns of Variation

p273
はっきりホモサピエンスと分かる最古の化石は、約20万年前のエチオピアで発見された頭蓋冠(頭骨の上部である

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p305
チベット人の」90%にEPAS1という遺伝子の2ヶ所で変異がみつかった

p307
彼女らはアンデス民族でEGLN1遺伝子に多くの変異を発見した