2020年08月


online 18 January 2017
Xuanyao Liu他で日本人も複数名いる
分析対象SNPsが、約3万とあまりに少なすぎる

韓国人SNPが国際比較されたのは、2020時点で①The HUGO Pan-Asian SNP Consortium =PASNP ②この論文の2つしかない。阪大のウェブページで、この論文で使用しているBeagleというphasingソフトの解説があったので画像メモしておく。

asian7

同じ阪大のページで、いい一覧があったので画像メモしとくasian10

asian8
asian9

前置き

The HUGO Pan-Asian SNP Consortium (PASNP) was a successfulmodel of a genomics research network in Asia, ここ以降はコピペ省略するが、要するにPASNPは、たったの6万5千のSNPを比較しているに過ぎず、多くの少数民族をも対象にしたためサンプル数が極度に少ない場合がある欠点がある。(飛ばし読みしたが、この欠点は以前から知っていた)

The Asian Diversity Project (ADP) overcomes this paucity in databy enlisting scientists across Asia to cooperate and share resources fora deeper survey of population genetics in Asia.

To date, ADP hasassembled genetic data for 37 cosmopolitan and ethnic minority populations from public databases15–19 and private repositories(Figure 1a),where there are at least half a million SNP markers genotyped in each population and 33 of the 37 populations surveyed at least 10 individuals (Supplementary Table S1)
ADPでは、①比較対象SNPは、少なくとも50万②サンプルは37集団中33集団は少なくとも10人

Here, we aim to characterise the extent and sharing of positiveselection in the 37 ADP populations.
この論文では、アジア人の正の自然選択の存在を立証しようとしている。 コピペ省略するが、haploPS という普通は使われない正の自然選択を検出できるようになソフトを使用している。haploPSは、このサイトの冒頭でダウンロードできる
しかしながら、阪大医学研究科遺伝統計学のウェブページによれば、正の自然選択の存在を確認できるためのソフトとしては、むしろselacanとう解析ソフトが有効かつ一般的なようである。従って、この論文の価値が大きく損なわれるが、SNP比較分析では意味がある。

We believethis is thefirst survey of positive selection in Asia that possessessufficient statistical power to allow a systematic evaluation of theextent of sharing signatures of local adaptation.

asian


asian2

asian3
Principal component analysis of the 37 ADP populations using a common set of 30 927 SNPs in the 39 populations
たったの約3万を比較しただけ。主成分分析は、地理的分布と完全に合致している

手法

元データは①hapmap② Singapore Genome Variation Project(SGVP)の2つからである。 正の自然選択検出ソフトは、BEAGLE version 3.3.2

結果

A total of 3933 samples from 37 Asian populations remained afterquality control, of which we identified a set of 30 927 SNPs distributed across the genome that were present in all 37 populations.

37集団の3393のサンプルに共通する約3万のSNPを比較


asian4

Figure 2
Admixture analysis of ADP populations. Analysis of admixture with the program ADMIXTURE, where the number of ancestry ranges from K=2to12. The populations are binned into four population groups, corresponding to the South, Central, East and Southeast regions where each region comprises predominantly but not solely populations located in the corresponding geographical region in Asia.

admixtureで示された結果で、普通であればk6を採用するだろう。この論文の上の結果は極めて正確な可能性が非常に高い。重要論文である。
Detecting genomic signatures of positive selection以降は読まず

カイカイ反応で、「コロナで早まった人口減少…『韓国消滅』カウントダウン」という記事があり、その反応を、ハングル文字の元記事でみると、出生率が、0.8人台に低下する見込みとの記事に対し、ニコニコ318、悲しい103、怒ってる937だ。ニコニコが悲しいの3倍もある。韓国人どもは、自分たちのDNAの異常性・自分たちの国の病身性に直感的に気づいている可能性がある。世界中の遺伝学者と社会学者よ、分析せよ!FDAのようにその異常性をあぶりだしてくれ、それでしか現状では、日本人との交雑を防ぐ手段はない。私がいくら頑張っても、砂粒に過ぎない。

Population-scale genomics—Enabling precision public health

2008時点での全てのヒトゲノムプロジェクトを全て網羅している


2020-08-28 (1)


2020-08-28 (2)


2020-08-28 (3)
2020-08-28 (4)

2020-08-28 (5)

①the Human Genome Diversity Pro-ject (HGDP) was one of the first forays toward exploring human geneticdiversity on a global scale.
The HGDP program studied 938 unrelated indi-viduals from 51 populations and genotyped 650,000 common SNPs.

2008年のHGDPが最初期の一つだそうで、65万のスニップスを国際比較してるが、少ない

②The International HapMap Consortium setup in 2002(International HapMap Consortium, 2003) was the first to put together agenome-wide population-scale map of human genetic variation and derivehaplotypes based on common single nucleotide polymorphisms (SNPs).
The program studied a total of 270 individuals from diverse geographicancestries encompassing 4 diverse populations (Yoruba from Nigeria,Americans of European descent from Utah, Han Chinese, and Japanese)in its first phase

hapmap計画では、韓国人どもは対象外だった

③Asia by genotyping 56,010 SNPs from 1719 individuals representing 71 Asianpopulations (HUGO Pan-Asian SNP Consortium et al., 2009).

ヒト遺伝子解析機構(Human Genome Organisation, HUGO、ヒューゴ)で、アジア人を対象にしたものがあった、随分前にこれに関する論文結果を見たことはあるが、総花的内容で、全然意味なかったはずだ。ただし、韓国人どもが、国際比較された唯一のゲノムプロジェクトだ。
結果略称は、PANSPであり、比較対象のSNPは、たったの5万5千ほどで、あまりにも少なすぎる

Mapping Human Genetic Diversity in Asia

The HUGO Pan-Asian SNP Consortium

というのがrelaeseされていて、全文をタダでは読めないが、要約をコピペしておく。分析対象は常染色体のみである。やはり、中国人・日本人・キチガイどもは現在の東南アジア附近から北上したとのこと。多くの遺伝学・人類学関係著作の記述と一致する。

Abstract

Asia harbors substantial cultural and linguistic diversity, but the geographic structure of genetic variation across the continent remains enigmatic. Here we report a large-scale survey of autosomal variation from a broad geographic sample of Asian human populations. Our results show that genetic ancestry is strongly correlated with linguistic affiliations as well as geography. Most populations show relatedness within ethnic/linguistic groups, despite prevalent gene flow among populations. More than 90% of East Asian (EA) haplotypes could be found in either Southeast Asian (SEA) or Central-South Asian (CSA) populations and show clinal structure with haplotype diversity decreasing from south to north. Furthermore, 50% of EA haplotypes were found in SEA only and 5% were found in CSA only, indicating that SEA was a major geographic source of EA populations.

PANSPについては、だいぶ前に
The history of human populations in the Japanese Archipelago inferred from genome-wide SNP data with a special reference to the Ainu and the Ryukyuan populations
(このジーナム氏の学論文)で知った


④In theinterim, the 1000 Genomes project was established to create one of themost detailed catalogs of human genetic variation using whole genomesequencing of populations.

1000ゲノムプロジェクト。韓国人は対象外

ここ以降は、各国別のゲノムプロジェクトを列記

注目すべきは、GenomeAsia 100K

https://genomeasia100k.org/

というのがあるそうだ。初めて知った。


以上が、2018時点のヒトゲノムプロジェクトの全てであり、2020年でも多分変わらない

全プロジェクトで全然対象になっていないのは、ロシア人である

内容的には、「明清と李朝の時代」における宮嶋氏の記述とほぼ重なるが、宮嶋氏が「長年の友人である(韓国人名)」と明記している点から、著者の考えが良く分かる

p8
伝来当初のカソリックは祖先祭祀は行うべからずとの態度をとったが、後に次第に姿勢を転じて祖先祭祀を容認するようになる。一方19世紀末に伝来したプロテスタントは、祖先祭祀を認めない態度を取り続けており

p21
両班階層はまず大きく二つに分けて考えることが必要である。両班には都であるソウル及びその近辺に代々居住するものと、地方の農村部に代々居住するものの二類型があった。前者は在京両班あるいは京班と呼ばれたのに対して後者は在地両班あるいは郷班と呼ばれる

p22
両班階層であることの基準設定の困難さも主として在地両班をさしてのことである

p28
同姓同本集団として最大のものは金海金氏で
韓国人の11人に1人は金海金氏というわけである


p48
14-17世紀は在地両班が広範に形成されてくる時期であった

p65
研究者によって見解が分かれるが、16世紀には全人口の3割ないし5割を奴婢身分の者が占めていたとされる
高麗時代の末期から李朝前期にかけて、奴婢身分の者が急増したと推測されるのであるがその原因については今のところ良く分かっていない

p67
在地両班層の形成と奴婢人口の急増は不可分の関係にあったのである

p94
全体としては李朝時代を通じて耕地面積にはさほど大きな変化はなく、後期になると耕地面積はむしろ減少したという印象を受けるが、この表には様々な問題点が含まれている
(宮嶋氏は、くだらん点を指摘しているが、李朝末期に耕地面積は、半島南部ではほぼ確実に減少している。人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団は、李朝末期には自滅しかかっていた可能性が高く、今日の韓国も出生率から見て時間は少しかかるがいずれ自滅する。)

IMG_1108




p129
郷案というのは各地方ごとに作成された両班たちの名簿である





現在、京大大学院の文学研究科教授、私の感覚では、最高ランクポストの歴史研究者である。従来は中国語文献からしか知られていなかったモンゴル帝国について、アラビア語文献からの視点を提供しており、新鮮な内容である。しかし、この人、アラビア語文献を原語で読めるのであろうか?そんな人は日本には恐らくは数人のはずだ

p24
チャガタイウルㇲの西方部分から
チムール帝国が生まれる。チムール帝国は1500年、本拠を失ってインド亜大陸へ南下し、ムガル帝国となる。ムガルとモンゴルのことである

p31
ウルㇲとは、ユーラシア中央域に展開した遊牧民を中心とする国家を言う
モンゴル語でウルㇲ、テュルク語でイルと表現され
土地や領域といった側面は少なく、極めて「人間のかたまり」に特化した概念である
そうした人間の長を、テュルク語モンゴル語でカンと呼び、更に数多い君長たちの上に立つ施行の存在をカガンないしカアンといった。カガンの称号は5世紀の柔然や北魏で確認され、
モンゴル帝国では第二代のオゴテイのときからカアンと名乗り、帝国を構成するウルㇲにおいてはその当主はあくまでカンとのみ称した。要するにモンゴル帝国は一人のカアンのもと、複数のカンがが率いる2重構造の多元複合体であったのである

p72
匈奴国家の解体時に西走した集団とフンとが同一であるかどうかの議論は、19世紀にドイツがひどく好んだ
カスピ海の北岸から黒海北岸に至る一帯は中央アジアから引き続く「草原のおび」であった

p76
事実上人類史上最初の世界史といっていい「集史」
モンゴル世界帝国のうち、イラン・中東に成立したフレグウルㇲ(通称イルハン国)で国家編集されたモンゴル帝国の正史にして世界史というべきもの。
フレグウルㇲ君主のカザンは政治改革の一環として1300年
チンギス家とモンゴル帝国の歴史編集を命じた
ヘジラ歴710年(1310~11)にひとまずの完成をみた

様々な地域文明史を」合わせた総合史となったことから、集史が最終の署名書名なった

p135
集史は1227年にチンギスが他界した時、全モンゴルのハザーラ即ち千人隊は129個あったという。モンゴル秘史にいう95の千人隊から増加した分のうちかなりのものがキタイ族と見ていい。

p174
モンゴルの支配は、基本的にはどの地域でも緩やかで徴税も他の時代より低率だったことで共通している

p282
モンゴル帝国時代にあって、しかるべき固有の領地・領民・軍事力・経済力を持ち、モンゴル帝室と完全に一体化して繁栄・富貴を分かち合ったことで知られるコンギライト、イキレス、オングト、オイラトなどの「附馬王家」もしくは「附馬王国」を思わせるものであった
ちなみにクビライ登場以後の高麗国とその王室もこれに相当すると言ってよい

p289
イワン4世自身が
彼の母は、かつてジュチウルㇲの有力者ママイの直系なのであった
2番目に娶った妻
こそは、ジュチ家の王族の血脈であった。つまり母と妻、ともに錚々たるモンゴル名門の出身であり、イワン4世自身もいわば血の半分はモンゴルなのであった

















Published:
この論文は、以前から知っており、マスコミプレスも読んだこともあるがメモしていなかったく

プレス内容
からメモしておく

今回、1,070人分のDNA情報を次世代シークエンサーで読み取り、のべ約100兆塩基もの高品質な全ゲノム断片配列情報を解読し、スーパーコンピュータによる情報解析技術と他の手法による実験結果による検証とを組み合わせることで、最終的に信頼度の高い2,120万箇所の一塩基バリアント(single-nucleotide variants:以下 SNVs)を発見しました。これらSNVsのうち1,200万箇所はこれまで国際データベースに報告されていない新規のSNVsでした。
今回の1KJPNでは、SNVs同定対象の常染色体領域上の日本人がもつアレル頻度0.1%以上のSNVsをほぼ(90%以上)網羅できていることがスーパーコンピュータによる集団遺伝学のモデルを用いたシミュレーションにより確かめられています。


要約から
negative selectionと完全に同義であるpurifying selectionという表現を使用している。人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団どもがこの論文をまねて、coding regionsのみを対象にして書いた論文でも同様の表現を使用している

前置き

The 1000 Genomes Project (1KGP) has catalogued human genetic variations at minor allele frequency (MAF) >1% through WGS from multiple ethnic groups9.
However, low frequency (0.5%<MAF≤5%), rare (0.1%<MAF≤0.5%) or very-rare (MAF≤0.1%) variants have not been thoroughly catalogued, in comparison with common variants (MAF>5%) because the existence of lower-frequency variants is population-specific9.

Data processing and variant discovery

当初は1344のサンプル集めたが、PCR bias is one of the major sources of sequencing error25
だそうで使用したのは1070

常染色体のみを対象にした表1が掲げられているが韓国人どもと比較したい私には全然
意味ない

Estimation of variant discovery rate

メモすべき点無し

Functional impact of very-rare variants

図の2bのみメモ
touhoku
Because deleterious mutations are removed from populations faster than neutral mutations, SNVs observed at lower frequency in a population are indicative of purifying (negative) selection, and their selection strength differs among the various functional genomic categories.
集団内の負の自然淘汰は、低頻度のSNVが指標となるそうだ

その他興味引く記述はなし。

Structural variants

私は勝手に構造変異と訳すが、多分正式に訳語は決まっていないと思う。MAOA遺伝子の繰り返し回数が、形質に重大な差をもたらすことは証明されているので、置換やインデルよりもむしろこれが重要なのかもしれない

Among the revealed CNVs, we found that most Japanese individuals have more than two diploid copies of the salivary amylase gene (AMY1; Fig. 3c).

The mean diploid copy number of AMY1 within 1KJPN was 8.27, which is significantly higher than the number reported in populations who consume low amounts of starch (mean 5.44, N=93)18.

めちゃ面白い。AMY1という遺伝子は、


だそうだが、多分日本人が食べる餅が原因だ。しかし、こんなのが、正の自然選択というのが面白い
This observation is consistent with the higher copy number of AMY1 reported in high-starch populations, suggesting adaptation of an increased copy number according to dietary habits18. I


AMY1遺伝子では、変異ではなく繰返し数が決め手なのだ!変異はほとんどないそうだ。MAOA遺伝子と同じで、MAOA遺伝子の欠失変異は珍しいが、繰返し回数は、キチガイどもの女は、4.2%も2Rで中国人・日本人とは全く異なる
We further confirmed that there is almost no variation in copy number outside of the AMY1 genes.

HLA types

比喩として白血球の血液型とも呼ばれるHLA抗原について書いてるが、大したことないように思える

heir haplotype structures are different among human populations39
私ですらこの古いタイプの遺伝子マーカーは知っていたが、上の論文等一度読んでみよう。キチガイどもは、水野さんの著作によれば、李朝時代に日本の何十倍も疫病流行している。その主原因は、恐らく、野ぐそにある。水野さんは、トイレは別に建てられたと遠慮がちに書いてるが、野ぐそ!

Haplotyping and imputation

興味引く記述や図無し

Functional variant load in individuals

We summarized the number of disease-causing variants in autosomes per individual for each derived allele frequency (Table 2 and Supplementary Methods).


On average, one individual has 11.2 disease-causing alleles in terms of disease-causing mutation (DM) category of HGMD31 (9.6 as heterozygous and 1.6 as homozygous in the high-confidence SNVs).

下は重要。日本人は平均で12カ所、事実上タンパク質が生成されない重大な変異を有している。これが、病気と関係あるはず
Similarly, we calculated the number of nonsense (stop-gained) variants per individual on the high-confidence SNVs. Each individual has on average 41.6 heterozygous and 12.1 homozygous stop-gained SNVs.

These estimates are reasonably consistent with those in East Asian populations in 1KGP (JPT, CHB and CHS).


our analysis of mutational load did not show clear difference between Japanese and other East Asian populations.

In terms of nonsense mutation, the estimate of individual load in 1KJPN is consistent with those in the analysis of the Dutch population20.

Incidence rates for inherited diseases vary among populations52.

For example, the incidence of inherited metabolic diseases was found to be 1 in 9,330 in Japan, while among those of European ancestry, metabolic diseases were more prevalent (1 in 4,000–5,000)53.
代謝関係の病気の発生率は、日本人は、ヨーロッパに比べ約半分程度だそうだ。ほんまか?

Discussion

the data cover almost all SNVs (99.0%) that exist in the Japanese population having a minor frequency of 0.1% or greater (Fig. 1d).
この論文、いたるところで、自慢してるが、もっとスッキリ分析できなかったのか?

Since most of very-rare variants likely arose within 5,000–10,000 years10, they are essentially population-specific.

上の10の論文は、下記URL



著者は、出版時に国際文化研究センター教授である

p10
古代の日本(倭国)において海外で実際に戦争を行ったのは、4世紀末から5世紀にかけての対高句麗戦、7世紀後半の白村江の戦の2回しかなく、その後も秀吉の朝鮮半島侵攻のみであって

p21
倭国も6世紀まではこの地域の鉄生産に依拠していた
【この地域とは、加那のこと】

p22
高句麗と百済が抗争を続けるという半島情勢の中、倭王権は、加那諸国の鉄資源を確保するため、百済からの出兵要請に応じ、朝鮮半島に対して軍事介入した

p31
(高句麗好太王碑には、碑文が刻まれており、その一部。この碑文を」発見したのは、1,884年、日本陸軍の情報将校とのこと)
(391)倭が海を渡って百残(百済)・□□・新羅を破り、臣民とした
(400)高句麗は歩騎5万を遣わして新羅を救い倭賊を退けた。倭は新羅城の中に満ちていた。高句麗は任那加羅(慶尚南道金海市)に追撃し城は帰服した
(404)倭は、帯方界(半島西岸の高句麗百済国境付近)に侵入したが、高句麗軍と戦ってついに潰敗し、惨殺されること無数であった

結果的に倭国は大敗したのであり、帝国陸軍が宣伝に使えるような内容でなかったことは明らかである

p40
一時的にせよ倭国が百済・加那・新羅を臣民としたと、高句麗側資料に見えることは重要な意味を持つものである。実際には倭国が百済(や時には加那)と一時的に軍事協力関係を結び、新羅の王都に攻め入った程度のものだったであろうが、

p48
5世紀の5人の王、いわゆる倭の5王の時代、倭国王は、東晋の413年から宋の全期間にかけて、南朝への朝貢を行い、南朝の皇帝によって冊封を受けた
倭国女王卑弥呼がいずれも九州北部の地域政権であったとするならば、我が国の中央政権としては歴史上唯一の事例なのである
この後にも
遣隋使や遣唐使の時代には、倭国の大王や天皇は冊封を求めていないし
倭の5王の冊封がいかに特異な事象であったかが分かる

p63
6世紀を通じて倭国は中国王朝から冊封はおろか朝貢も途絶していた。倭国内において鉄がようやく本格的に生産できるようになったからである

p64
任那四県割譲
この「四県」の所在地は現韓国全羅南道に属する(地域名があるが省略)
いずれも前方後円墳が存在し、倭系官人が移住していた地と考えられる

p97
倭国は、倭の5王の遣使が途絶えて以来中国との外交交渉を絶っていたが、
遣隋使の派遣である
この時の外交も隋と対等の外交を目指したものではなく、あくまで朝貢外交の枠内であった
倭国の大王がこの時中国の皇帝に冊封を求めなかったということである

p187(「調」とは、日本側が勝手に献上物又は朝貢物と受け止めた物品のこと)
「新羅の調」をもたらす新羅使は、
8世紀前半には数年に一度の頻度で日本を訪れている。

p257(1274年文永の役について)
モンゴル軍は突如として撤退を始め帰還の途中で突風に吹かれた。この突風は季節的に考えて台風ではなく(モンゴル軍が上陸した10月20日がグレゴリオ暦の11月26日)寒冷前線の通過に伴うものと思われ、撤退も予定通りの行動だったようである
「元史」に「冬10月元軍は日本に入りこれを破った。しかし、元軍は整わず、また矢が尽きたため、ただ四境を虜掠して帰還した」「高麗史」に「元軍は激戦により損害が激しく軍が疲弊し(後は私が略した)」



















著者の方は、1946年生まれで、京大文学部卒、母は日本人、母の再婚相手が朝鮮学校の教師である朝鮮人男性とのことであり、あとがき部分が印象的であるが、典型的な唯物史観に基づく教育を受けた人物と断定していい。著者の方が、京大文学部に在籍されていた当時、教授のほぼ100%が、唯物史観に基づく歴史学者であったはずだ。しかし、私のように正規にマルクス経済学を学んだ可能性はほぼないので、資本論の核心部分は、恐らくご存知ではないであろう。朝鮮人DNAの特異性に焦点を合わせたこの別ウェブサイト・ブログを読んだ者は、私をおバカなネトウヨと思うであろうが、事実は全然逆なのだ。しかし、真に朝鮮半島の人々の異様性を痛感せざるを得ない
この本は、1989年に初版が出され、1998年時点で驚くことに4版まで重刷されている。
著者の方は、この書籍を出版時には、某府立高校の教師であったとのこと

p250
この本ははじめ大阪の「日本の学校に在籍する朝鮮人児童生徒の教育を考える会」から
教材資料の一つとして出されましたが

p5
縄文式土器は放射性元素による測定では今のところ世界最古の土器とされ、こった装飾が施されていました

p6
縄文時代の列島内の人口はひどく東に偏っていました。近畿地方から西の人口は僅か全体の3.8%ほどに過ぎませんでした

p38
世界を舞台にする朝鮮人
(上記が小見出しである。嘘もいい加減にしろと言いたくなる)

p50
1.あこがれのの宝の国
2.背伸びする日本
(上記が小見出しである。1は朝鮮半島のことである)

p125
抗日義兵運動と愛国文化啓蒙運動
(上記が小見出しである)

p127
日本と朝鮮の開国には20年ほどの時差がありました。このわずかな時差が両国の進む道を大きく分けてしまったのです。

(この記述は重要で、恐らく著者の母も帰化した朝鮮人と推定される。著者の方は、李朝朝鮮時期に半島を訪れた外国人が、当時の朝鮮人をどのように記述しているのかを知らないのであろうか?ほぼ同じ時期に同じ人が日本を訪れた反応とまるで異なる!いくらでも、出てくるが、2つだけ

朝鮮幽囚記」 ヘンドリック・ハメル
p52 彼らは盗みをしたり、嘘をついたり、騙したりする強い傾向があります。彼らをあまり信用してはなりません。他人に損害を与えることは彼らにとって名誉と考えられ、恥辱とは考えられていません。

P267~268
朝鮮人は、男女とも、生まれつき非常に熱情的である。しかし、真の愛情はこの国には全く存在しない。彼らの熱情は純粋に肉体的なものであって、そこのは何ら真心がない。
彼らは自分自身を満足させるため、手の届く対象にはなんにでも飛びつくあの動物的な欲望、獣的本能以外は知らない。従って、風紀の腐敗は想像を絶し、「人々の過半数は、自分たちの真の両親を知らない」と大胆に断言さえできる

p140
教育の破壊とそれへの抵抗
(上記が小見出しである。)

p147
日本社会の矛盾とそれへの批判
(私も、そんな言葉はないが、ネトウヨの反対のネトサヨとも言うべき考えであるが、あなたには、何故、朝鮮人の異様性が直感的に分からないのですか?従って、実父母とも帰化者であり朝鮮人DNA保持者と推定されます。FDA論文は、彼らの異常性を集団遺伝学から明確にあぶりだしました。

p177
大韓民国臨時政府も金九らが光復軍を組織して日本軍と戦っていました
(著者のメールアドレスを調べ、アメリカ国立公文書館のいわゆる大韓民国臨時政府に関する正式外交記録URLページを連絡しておいた。このような内容の書籍が、版を重ねること自体がある意味で異常現象であり、著者自らが絶版とすることを期待してメール送付したが、返事はなくともよい)

p203
建国準備委員会と朝鮮人民共和国
(上は小見出しであり、義父が朝鮮総連活動家の朝鮮学校教師であったことが分かる。義父の激情に怯えながら、幼少期育たれたことであろう。その原因が、彼らの異様かつ異常そのもののDNAにあることを知られたら、どのように思われるのであろうか?)

パプア・ニューギニア人は、恐らく、世界で最も高い比率でデニソワ人DNAを受け継いでいる
p27
靴をブッシュの体に投げつけるという最大の侮辱行為

p71
世界には人差し指で刺されることを侮辱や挑発と捉える社会が圧倒的に多いからだ

p195
ニューギニア高地のフォレ族は1960年代まで死者を調理して、葬儀の饗宴を行っていたことで知られる


Human genetic variation database, a reference database of genetic variations in the Japanese population

Koichiro Higasa, 他
nature 25 February 2016 
 
日本人対象の全エクソンシーケンス論文

要約から
Here, we have collected exomic genetic variation from 1208 Japanese individuals through a collaborative effort, and aggregated the data into a prevailing catalog. In total, we identified 156 622 previously unreported variants.
(サンプル日本人1人当たりエキソン領域で約130の新規SNV)
The allele frequencies for the majority (88.8%) were lower than 0.5% in allele frequency and predicted to be functionally deleterious.
(その約9割の頻度は、0.5%より低い。)
In addition, we have constructed a Japanese-specific major allele reference genome by which the number of unique mapping of the short reads in our data has increased 0.045% on average.


前置きから

In this study, we collected exomic sequencing data of 1208 Japanese individuals from five institutes and a data set of common variants determined by Illumina’s BeadArray technology from 3248 individuals of Japanese cohorts.
(5機関からの1208のエクソン領域サンプル、5機関は、捕捉表1によれば、東大(373)、京大(300)、東北大(38)、横浜市立大(429)、National Research Institute for Child Health and Development(68) の5つで、カッコ書きは、表2に示されたサンプル数

We centralized these data sets into a newly developed public database—human genetic variation database (HGVD).


手法から
サンプルから採取したのは、唾液ではなく血液を使っている
Each institute has ensured that all of the subjects have no clinical record associated with major diseases.
一応は、健常者サンプルである。(大学病院で検査用に採取した血液を本人同意の上、カルテで、病歴のない者を選んで使ったと思われる。はっきり書いてない)

Identification of novel variations and functional prediction of genetic variations

Variations were categorized as novel if they were not registered in the dbSNP (Build 137),12 the 1000 Genomes Project (November 2010 data release),13 10 personal genomes (version 1.04)14 or the NHLBI GO Exome Sequencing Project (ESP6500SI).5
(novelかどうかの判定は、上の4つとの突合による)

Allele frequency spectrum

Under the assumption of neutral evolution at equilibrium, the expected number of sites at which the new nucleotide is present x times in the sample is given by 4/x, where N and μ are the effective population size and mutation rate, respectively.20

To compute the expected spectrum, 4 is estimated from the observed segregating sites according to Watterson’s formula.21 In order to make comparisons to neutral without the effect of misidentification of ancestral states for these sites, the folded allele frequency spectra by minor allele count were projected. Only autosomal genes were included in calculating the allele frequency spectra.

以降飛ばした

結果から

Japanese genetic variation database

The HGVD is a web-accessible resource of genetic variations of the Japanese population. Currently, the database contains 287 588 single-nucleotide variations identified by whole-exome sequencing of 1208 individuals and 1 794 196 variants by genome scan of 3248 individuals with no record of major diseases.

日本にhuman genetic variation database (HGVD). となずけた公開データベースがあるそうだ

Exome sequencing

We sequenced 1208 healthy Japanese individuals. A total of 12.9 terabases of DNA sequence were generated

Allele frequency spectrum and functional impact of Japanese genetic variations

We identified 287 588 single nucleotide variants from the filtered data set of which 130 966 (45.5%) variants were found in the public database.
①287 588でサンプル1名平均で238
②新しく見つけたのは、差の156692で、サンプル1名平均で130

Although the minor allele frequencies of the majority of the newly identified variants (139 096 or 88.8%) were smaller than 0.5%, the other 17 526 variants were found to be having minor allele frequency of greater than 0.5% (Figure 1a and Supplementary Figure 2).

japaneseexon
上の図の色分けは次のとおり
Frequency and functional spectrum of variations in the Japanese. (a) The proportion of newly identified non-synonymous, synonymous substitution and known variations in coding regions are indicated in red, green and gray bars, respectively. Known variations were defined as those that were previously reported in the public databases.

MAFは、下記の略語
Minor Allele Frequency; MAF

下が捕捉図2cで分かり易い。Cで見ると、当たり前だが、サンプル中で、日本人が共有する非同義変異は、ほとんどない。事実上、約1200名のサンプルで、1名又は2名にしかない。この一人毎の非同義変異が、アレルギー反応やいろんな薬の効き目の相違の原因なのだろう。ただし、この論文で発見されたものに限定されるが、全体の傾向とみていい。

グラフの元になる表を出しておくべきだと思う

japanese30

The allele frequency spectrum of the Japanese population showed an excess of rare variations in comparison with the frequency spectrum predicted under the neutral equilibrium model (Figure 1b).

これに対して、朝鮮人は、
①FDA論文(35名)では、
In contrast with the SNVs common to other populations in HapMap and 1KGP, the Korean only SNVs had high percentages of non-silent variants, emphasizing the unique roles of these Korean only SNVs in the Korean population.Specifically, we identified 8,361 non-synonymous Korean only SNVs, of which 58 SNVs existed in all 35 Korean individuals.
サンプル35名全員が共有している非同義変異が存在する。従って、FDAは、個別化医療で朝鮮人を別扱いするべきだとしたのだ。

非同義変異を集団内で共有しているか?=アレル頻度が高いかどうか?が重要なのだ。日本人はほぼ共有しておらず、個体差であるが、彼らは共有しており、集団形質・特性とみていい。何でこんな変なことが生じた????

②FDAと全く同じ元データを使用し、サンプル数が50名と、FDA論文より15名だけ多い韓国人論文では、サンプル平均で、非同義変異が同義変異の約半分という驚愕のデータがでいている。エクソン領域ではなく、全てでこの数値だ!

1


韓国人の書いたほぼ同じ手法の論文では、サンプル1055で、同じようにエキソン領域だけ調べ、置換だけみても、非同義変異が同義変異の2倍、挿入と欠失のindelを含めれば、もっと多い。
日本人では、同じようにトータルの数値を出せば、当たり前だが、確実に、同義変異の方が非同義変異よりも多い。
ac99c56a



2020-08-19 (1)
2020-08-19 2
The tendency was similar to European Americans rather than African Americans (Supplementary Figure S9 in Tennessen et al.5).

To evaluate the functional impact of variations found in Japanese, we used four measures; categories of synonymous and non-synonymous (NS:S), PolyPhen-2,16 SIFT17 and PhyloP.18

In accordance with previous reports,5, 32 we observed an increased fraction of deleterious non-synonymous variations with lower minor allele frequencies (Figures 1c and d), suggesting that such variations arose recently enough to escape from purges of negative selection pressures.

(なるほど!韓国人は異常なまでに非同義変異が多いが、recentlyに生じたのかも、しかし、どれくらいがrecentlyかが全然書いてない。多分過去数百年としていい)

Signatures of natural selection in the Japanese genome

High frequencies of derived alleles (rs1800414 and rs885479) of these regions were observed in Japanese (78.97 and 56.40%) compared with European Americans (4.82 and 0.03%) and African Americans (1.53 and 0.09%).

The results support the signatures of recent positive selection, which were observed as significant extensions of haplotype homozygosity of these gene regions.35, 36

positive selectionについてののもであるが興味ない。私が知りたいのはnegativeだ

Construction of Japanese major-allele reference sequence

It has been shown that the ethnicity-specific major-allele reference sequence could improve genotyping accuracy for disease-associated variant loci.38

FDA論文も同様の立場に立っている
To apply this strategy for Japanese genomes, we substituted 816 991 positions of single nucleotide at the reference genome by the Japanese-specific major allele.

By using 100-bases paired-end reads of independent exomic resequencing data, we were able to uniquely map 0.045% more reads to the Japanese-specific major allele reference sequence genome than to the NCBI reference sequence (Figure 4), due to the reduction in inconsistency of alignments (Supplementary Figure 4 and Supplementary Table 5).

Discussionより

大したことは書いてない





著者の方は、1971年~1975年まで4年間も古陶芸を求めて韓国に滞在、1975年~77年は、ヨーロッパを巡ったそうで、「最後のマヤ民族」(新潮選書)の著者である。この本を見て、イザベラ・バード・ビショップが、朝鮮半島には美術工芸は何もないと断定していたことが、やはり真実であったことを再確認するとともに、朝鮮の陶磁器関連本に出てくる陶磁器は、日本流に言えば、(公開されていないが)皇室の所蔵品・徳川家の私蔵品に等しいランクであったことを知った。それでさえこの程度のレベルだが、その価値を見つけたのが、日本人であった
著者の方は気づいてはいないが、

①P31の記述からも高麗磁器は、モンゴル侵攻で、職人が捕虜として連行され、技術の伝承が途絶えたことは確実②その後の李朝の白磁器は、単に顔料がなかっただけ。そして、朝鮮半島製であるとされている磁器も中国からの輸入品である可能性があること
p3
これらの焼き物の技法はその王朝の滅亡とともに途絶えて久しく、半島の人々にあまり顧みられなかった品々です。ことに高麗磁器はほとんどが明器として死者と共に副葬品とされてしまっており、半島でも近年まで高麗時代に青磁があったことを知る人は少なかったようです。これらの古磁器が再び陽の下によみがえるきっかけを作ったのは日本の熱心な研究者・美術工芸愛好家でした

p4(1916年頃のことである)
柳宗悦氏は
李朝陶器への系統は大変なもので
朝鮮民族美術館の設立を成し遂げました。当時半島の人々は古美術などにあまり関心はなかったようです
柳宗悦氏たちが朝鮮民族美術館設立を思い立った頃、半島側からの思いがけない反対に出会ったということです。下卑の人々が作った品々で朝鮮の美などと語ってもらっては甚だ迷惑だということでした

半島では明器(副葬品)や古い物、汚い物、破損品には鬼神がつくと古くから信じられ、忌み嫌われていたのです

p5
陶磁器は古くから副葬品にされていましたから、それを作る人々は明器づくりとして蔑視され、社会的な地位も低くみられていました。
古陶磁器
その主な供給者は盗掘者たちでした

p31
青磁は1250年頃を過ぎると坂を転げるように衰退していきます。
IMG_1079

(著者によれば、上の磁器は高麗時代の崔氏武臣政権の創始者の息子の)
墓に副葬されていたものです。出土地は江華島で、土砂採掘の際に発見されました
p47
李成桂は高麗の衰退の理由を過度な仏教依存にあったと考えました

p51
中国ではすでに10世紀頃に硬質の白磁が焼かれています
李朝では
盛んに青花磁器が輸入されるようになりました

p74
高麗時代庶民が青磁器を所有することは厳禁でした。禁を犯した者は重罪を課せられたと言います

p150
高麗も李朝も古陶磁器には製作した窯や作者の名が記されていないのが普通です。
陶工たちの身分は一般庶民より低く賤民だったとよく言われます

p151
陶工の身分は良民に属していましたが、人々の意識では芸人などとともに卑しい職業とされ、良民の中でも一番下層階級として蔑視されていました

西洋や日本でも官窯のやきもの師は、高技術者として優遇されています。それが李朝では最下層とはどういうことなのでしょう。








Ghjikgfd


IMG_1104_1

p10
中国の長い歴史において、唐と宋の間に大きな歴史の画期が認められることは異議のないところであろう.
日本では古代と中世の画期説、中世と近世の画期説の二大学説が存在する。欧米の中国研究者の間では、宋代以後を後期中華帝国と呼んで、唐代までの時代と区別するのが一般的である

p60
永楽帝は
ベトナム北半を占領し直接支配を行ったのがその例である。しかし、明の支配が安定していたのは5年弱に過ぎず、反明運動の激化により、永楽帝の死後数年で明はベトナムから撤退した

p84 (中国の)
科挙制度の最大の特色はその開放性にある。
受験資格はほぼ全ての男子に開かれていた

p101
中国と朝鮮の科挙を比較してみよう。李朝の科挙の最大の特徴は特定の家門から多数の合格者を出したことである

p103
1%強の同族集団が全文科合格者の半数以上を輩出したわけだ。
中国の明清時代と比べると大きな違いである

p104
人口比でみると朝鮮の文科合格者は中国の5倍ほど多かったことになる
このように李朝の科挙は中国のそれと比較して少数の血縁集団による寡占状態と人口比で見た文科合格者の多さという二つの重要な特徴を持っていた

p105
臨時に実施される文科はその日程の公表から試験実施までが極端に短かった
同じく科挙という制度を採用しながらもその在り方は中国と朝鮮では大きく異なっていたのである

(この辺りから、p149までは柳希春という朝鮮人が残した日記に基づく記述が多く、延々と続く。
一次資料が十分ではないようだ。しかし、内容は日本の同時期の住職が変わっても書き継がれた妙法寺記のような簡単で客観的なものではなく、こまごまとした内容であり、一個人の日記に依存して朝鮮史を書かざるを得ないのがおかしいと宮嶋氏は思わないのであろうか?在日を除く、日本の半島史の正規の研究者は、一クラス状態であろうから仕方がないのか?)
p117
こうした双系的な親族観念が存在したため、財産相続においても息子と娘を区別せず男女均分相続が慣行化されていた。
居住形態においても妻方居住が広く見られた
男性が嫁を娶ることを朝鮮語では「チャンガカンダ」(婿に行く)と表現するが、当時はまさに「行っていた」のである
希春一族の居住パターンは当時の両班たちに典型的なものである。つまり、妻方や母方を頼って何度も居住地を変えながら、1人の出世人が出ると居住地を移さなくなり、子孫たちが代をついで世居するというパターンである。16世紀の朝鮮は、こうした移住と定着が大規模に行われれる流動的な社会であった

p118
16世紀に次第に多くの同族集団において族譜が編纂されるようになっていった。
朝鮮の族譜編纂史上、17世紀前半あたりまでに編纂されたものは初期族譜と呼ばれ、その形式が後の時代のものと大きく異なっている。その最大の特徴はある一人の人物を起点として、その子孫が内系・外系の区別なくすべて収録されていることである


p124
両班は身分か
両班を身分概念でとらえてしまうとうまく説明できないであろう
(この後、ある朝鮮人の著作を長く引用しているが、くだらん内容に過ぎないので割愛する)
両班というのは従って身分ではない。

p130
田植え期の降雨が不安定な朝鮮では稲作の主流は田植えを行わない直播き法であったが16世紀には慶尚道地方で田植え法が普及し始めていたことがうかがえる

p131
両班たちの経済力

希春は
9から12ヘクタールほどの農地を所有していたと思われるが、その規模はわからない
農地と並んで重要な財産であった奴婢は100人ほどを所有していたことが日記からうかがえる


p219
重要な事項として、八旗制度の成立を挙げなければならないだろう
一旗は、7500人で構成される
後にモンゴル八旗、漢人八旗も作られ、全24旗となった。八旗に編入された人々を旗人というが、普通の漢人であれば本籍を表すのを「某々県人」などというところを、旗人の場合には「某々旗人」というのである。即ち、旗とは単に軍事組織にとどまらず、人間の基本的な帰属を表す社会組織であった

p249
実録とは国王の一代記という意味であるが、国王の死後、実録を編纂することが制度化されたのは中国の唐代のことであった
朝鮮で実録の編纂が確認できるのは、高麗時代にはいいってからである。しかし高麗各王の実録は一つとして現存せず、他の書物に引用された断片のみが今日伝わるだけである。それに対して李朝各王代の実録は全て残っていて、これを総称して李朝実録と呼んでいる

p255
女真は朝鮮族にとって最も近い異民族であり、長い間支配と同化の対象であった。そして、オランケと呼んで夷敵視してきたのである。清への屈伏は従来のこうした関係を180度転換させるものであった
小中華の考えが台頭してくるのは極めて自然ななりゆきであった

p264
党争の評価
これを朝鮮民族の民族性のごとく見なす言説は、植民地期の日本人研究者によって流布されたものである
韓国の研究者から
党争が平和的な政権交代の政治のルールであったのではないかというものである
(当たり前だが、著者は、何故党争が生じたのかについて、ぼかした説明しかできていない)

p268
軍役
実際に兵役につく場合と、兵役についた者の家族を扶助するためにの費用を負担する場合の二種類があった。二種類の軍役のうちでは、後者の占める比重が次第に大きくなり、軍役負担者は国家に綿布(これを軍布と言った)を治め、国家はその収入で兵士を雇う、代価雇立精が一般化しつつあった
両班の場合、現役の官僚は勿論軍役免除であった。
次第に有名無実化し、両班階層の者は軍役が免除されるのが常態化された。奴婢は
軍役は免除されていた

p273
しかし17世紀に入ると奴婢にも軍役を課することが行われた。束伍軍というのは、奴が負った軍役の種類であった

p277
朝鮮で田植え法が本格的に普及するのは17世紀から18世紀にかけてである

p292
康熙帝
母は漢軍八旗の出身であり、祖母(順治帝の母)はモンゴル人なので、康熙帝のなかには、満・漢・モンゴルの血がともに流れていたことになる。彼は、満州語・漢語・モンゴル語を自由に操るトリリンガルであった

p329
庶子に対するこうした厳しい差別は中国には見られないことである

p335
15世紀に造られ始めた族譜はもともと両班層の専有物であった。一族の族譜を有することが両班であることの証だったわけである

p348
二度にわたる侵略を受けて服属するに至った清との間には朝貢関係が結ばれた。そして朝鮮からは原則として一年に三度、元旦及び清国皇帝と皇太子の誕生日に使節が派遣された
朝鮮は一年三貢という最も密度の高い朝貢関係を結んでいた

p356
身分制の動揺
18~19世の朝鮮では、身分制の崩壊とか、身分制の動揺というべき事態が急速に進行していたとするのが学界の定説である。

p357
国家的身分としては、良人と賎人の二つだけが、法的に明確に規定された身分であった。両班というものは、良人の中で官僚となったものと、その3代以内の親族をさすもので国家的身分では本来なかったのである。他方社会的身分制という点で見ると、李朝社会には、両班、中人、良人、賤人という4つの身分階層が成立していた。
このように李朝社会においては国家的身分性と社会的身分制が元々大きくずれていたのであり、両班層において特にそうであった。しかも国家的身分制と社会的身分制の関係が時代の推移により変化し、社会的意味での両班概念が国家的身分制にも反映されていった。両班の子孫たちが原則的に軍役を免除されるようになったのはその典型的な例である
表3、4は、四方博によって明らかにされた慶尚道大邸地方の戸籍分析の結果である

Ⅰ期=1690年
ⅱ期=1729年
Ⅲ期=1783年
Ⅳ期=1858年

表3身分別戸数とその比率
  両班戸 良人戸 奴婢戸 総数
Ⅰ期 290戸  9.2% 1694  53.7% 1172   37.1 3156  100
ⅱ期 579   18.7
1689  54.6   824   26.7 3092  100
Ⅲ期 1055    37.5
1616  57.5   140     5.0 2811  100
Ⅳ期 2099    70.3
  842  28.2     44     1.5 2985  100

表4身分別人口数とその比率
  両班 良人 奴婢 総数
Ⅰ期 1027人  7.4%  6894  49.5%  5992   43.1 13913  100
ⅱ期 2260   14.8
 8066  52.8  4940   32.4 15266  100
Ⅲ期 3928     31.9
 6415  52.2  1957   15.9 12300  100
Ⅳ期 6410     48.6
 2659  20.1  4126    31.3 13915  100
【貴重な資料である
①慶尚道は穀倉地帯であるにも関わらず、約170年間、人口は増えていない。
②18世紀末=1783年に奴婢人口が一度減少し再び増加している】

p359
18~19世紀の身分制におけるもっとも重要な変化は、両班戸・両班人口の増大よりも、奴婢戸の消滅にあった。表3に見られるように19世紀半ばには奴婢戸は全体の1.5%とほとんど消滅するに至っている



p360
李朝時代の奴婢は、公奴婢と私奴婢の2種類に大別されるが、後者が多数を占めた。私奴婢身の2種類があり、それらは身役奴婢と納貢奴婢と呼ばれる。前者は上典(奴婢所有者)の家内や周辺に居住しつつ、上典の家内労働や農耕労働に従事する奴婢である。独立した戸籍を持たない身役奴婢を特に率居とも呼んだ。後者の納貢奴婢は、独立した家計を営み、上典に対しては毎年定まった額の物品を上納する義務を負うだけであった。納貢奴婢の中には、上典の居住地と遠く離れて住む者もおり、
奴婢が上典の支配を逃れて、奴婢身分から抜け出す事例は、納貢奴婢の場合に多く見られた
17から18世紀における奴婢の売買価格の変化を見ると、婢が奴よりもはるかに高値で売買される傾向が強まってくる
このことは農業労働における奴の役割が減少したのに対し、婢の家内労働における役割がさほど変わらなかったためであろうと思われる。奴婢の人口構成においても、婢の数が奴をはるかに上回るようになる。


p388
ほぼ前述した二つの顔、即ち中国皇帝としての顔と北方民族のハーンとしての顔

IMG_1103



p389
1818年に編纂された行政規則集
に載せられている朝貢国は、朝鮮、琉球、ベトナム、ラオス、タイ、スールー(フィリピン南部)、オランダ、ビルマ、西洋がある












The fine-scale genetic structure and evolution of the Japanese population

Fumihiko Takeuchi 他
November 1, 2017

大規模サンプルによる日本人SNPの詳細構造に関する論文で、古代史が好きな人が大喜びしそうな集団遺伝学データがある。私も、出雲王朝?には興味がある、日本国内での地域差をはっきり示すには、サンプルについて慎重に選ぶ必要があり、少なくとも、祖父母まで含めて8名が全員、その地域で生まれた者であることが絶対条件のはずだが、そのような慎重性が全然なく、methodをみると、単に公表データからランダムに選んでいる。従って、遺伝的浮動=確率が原因であるとするしかない。

どういううわけか?この論文のみ韓国人どもがよく引用する!斎藤教授やジーナム博士らの論文は一切言及しないくせに!


要約より
To understand fine-scale genetic structure, we applied powerful haplotype-based statistical methods to genome-wide single nucleotide polymorphism data from 1600 Japanese individuals, sampled from eight distinct regions in Japan.

We found that the Japanese could be separated into nine genetic clusters in our dataset, showing a marked concordance with geography; and that major components of ancestry profile of Japanese were from the Korean and Han Chinese clusters.

以下の記述は、めちゃ面白い!ほんまか?
While genetic differentiation between Ryukyu and Hondo was suggested to be caused in part by positive selection, genetic differentiation among the Hondo clusters appeared to result principally from genetic drift.

前置きより
In fact, the results for the fineSTRUCTURE clustering of the British populations have clearly agreed with geographic regions in the country and have elucidated its European continental origin [20]

20は、下記論文
Leslie S, Winney B, Hellenthal G, Davison D, Boumertit A, Day T, et al.
The fine-scale genetic structure of the British population.
Nature. 2015;519:

サンプル1600は、沖縄200、本土1400とのこと

Results

Genetic structure of Japanese populations

We successfully grouped 1600 Japanese individuals, who had been enrolled 200 each at eight distinct locations across Japan

japanese_genomeSNP

詳細がエクセルファイルにあるが、画像にしておいた

japanse_genomexls

島根県内の詳細な記述が続くが、飛ばした。出雲王朝の影響???

Impact of genetic structure on genome-wide association studies (GWAS)

省略

Ancestry profile and genetic admixture of Japanese populations

To understand the ancestry of the Japanese population, we performed fineSTRUCTURE analysis for 3928 individuals from 34 Asian populations, including the Japanese (dataset C). The non-Japanese Asians, which we call continental Asians, formed 23 clusters with ≥8 individuals (S4 Table).

日本人起源分析に際して、coancestry matrixというのを使用している。詳細を知る必要は全然ないが、結果については、主成分分析図と同様で、朝鮮人DNAが一番近い。当たり前だが・・。いつも思うクソー!しかし、FDA論文が連中の異常性をあぶり出してくれた

For any Japanese cluster of the Hondo people, major components of ancestry profile were from the Korean (C282; 87–94%), followed by Han Chinese 1 (C284; 0–8%) (Fig 3, S4 Table), where the Han Chinese 1 cluster was distributed predominantly in northern China.

japanese genome20



Next, we investigated the possibility and timing of admixture in forming the Japanese.

下記のソフトを使用して分析してる
ALDER program [26] tests and dates the admixture by measuring admixture-induced linkage disequilibrium in the admixed population based on the following theory.

ALDER programというのは、何のことはない単にSNP遺伝子頻度を利用して交雑時期を探るものだ

Admixture-induced linkage disequilibrium occurs between two SNPs having different allele frequencies in the admixture ‘source’ populations, and gradually weakens by recombination as generations pass after the initial admixture event.

結果は、一覧にされている
japaneseorigin

ADMIXTURE も使用している

To directly model the ancestral populations of Japanese and continental Asians, we performed unsupervised genetic clustering using the ADMIXTURE program [27].

アジア人は、起源として、8グループ分類だそうだ。
For 3928 Asian individuals including the Japanese (dataset C), the inferred model was comprised of eight ancestral populations (Fig 4).

C282が朝鮮人ども、C284とC291が中国人、C280がベトナム人

日本人に関する薄緑の比率が、縄文人由来のSNPと考えていい、%は沖縄以外は、概ね25%だ。
この図は、日本人DNA(SNP)のアジアにおける特異性をSNPから明確に表している。朝鮮人連中とは異なり、幸いにも、良質なSNPであったことは、歴史が明確に示している

分析が正しいのであれば、この分析は、極めて貴重だ、中国人と朝鮮人どものeast asianの%の差が、人類史上稀に見る劣悪遺伝子=朝鮮人が保有するSNPだろう。そう仮定すると、日本人が人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団=朝鮮人とほぼ同じ比率で有しており、多分数値上は正しい、

しかし、日本人にはそれの歯止めとなる固有の変異=薄緑の部分があり、結果的には全く異なるtraite=形質として発現することとなった。このデータが正しいのならそう断定していい。人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団=朝鮮人どもにはストレートに表現型として表れたのだ!多分間違いない

初めて気づいた、日本人の場合には、人類史上稀に見る劣悪遺伝子は、眠っているに過ぎない。バカの極みである朝鮮人どもは、ブレーキの役目を果たす遺伝子がなく、単に、人類史上稀に見る劣悪遺伝子がそのまま発現しているに過ぎない。(2つ以上の遺伝子が関与する場合、遺伝性疾患ですら、その解析は極めて困難だ。朝鮮人どもの精神面で明確に発現している劣悪遺伝子の解析は少なくとも数百年先だ)

こう解釈すれば、2重構造説との関連はハッキリ・スッキリするが、非同義変異が異常に多いという朝鮮人=人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団の特性は説明がつかない。

しかし、朝鮮半島史を見ると、少なくともモンゴル侵攻前の高麗前期までは、日本と酷似した歴史上の動きで、キチガイ朝鮮人どもは、私の知識では大きな歴史の捏造や偽造していない。(せいぜい楽浪文化の遺産を新羅のものだと吹聴している程度)

モンゴル軍に対し40年近くも抵抗した=大韓民国臨政府

今の時点でこれらのような重要な歴史の創出が始まるのは、高麗後期=モンゴル侵攻後からだ。少なくとも、朝鮮人どもにとって歴史の偽造が特に必要となるのは、高麗後期以降である
従って、モンゴル侵攻で、まともな朝鮮人男性=日本人に近いDNAを有していた朝鮮人男性は、その多くが殺戮され、嘘と騙しと激情のどうしようないクズ連中が生き延びたと考えるしかない。そして、日本人とSNP分析ではっきり分岐することとなったとするしかない。元々、2重構造説が正しのであれば、ベトナム人とタイ人の関係のように主成分分析図がかなり重なっているはずだ、そうではないのだからして、分岐後に朝鮮人どもに異常が生じたと考えるべきだ。
その証拠を明確にするには、二つぐらいしかない
①新羅時代の人骨からDNA抽出分析し、今の韓国人どもと比較分析する。
②検出は極めて難しいであろうが、朝鮮人男性にのみ、モンゴル侵攻時に弱いボトルネック効果があることを示す集団遺伝学の論文

asian

Positive selection and genetic differentiation

通常、アジア人に正の自然淘汰が生じているとされる、アジア人にしかないEDAR,KITLG,ALDH2,ADH1B,ABCC11の遺伝子変異について、分析してるが、東アジア人に「正の自然淘汰」が生じていることを確認してるのみ。
chinese

chinese2
chinese3

chinese4

関係ないが、やはりベトナム人とタイ人は、DNAから見れば同じである

In Southeast Asian dataset E, there were four major genetic clusters, three of which, C269, C286 and C290, were closely related (Fig 6a).

vietnam

Discussion

First, the Japanese population can be separated into nine clusters in our dataset, showing a marked concordance with geography, which has not been captured in details by previous studies.
そりゃそうだが、サンプルを慎重に選び、自分らで集めれば???

Second, major components of ancestry profile of Japanese are from the Korean and Han Chinese clusters, the proportion of which differs among Japanese genetic clusters, and for the Japanese as a whole, there are some genetic components from all of the Central, East, Southeast and South Asia.
島根県のデータにはびっくりこいた!!!

Third, genetic differentiation among the Hondo clusters, which are demographically close but modestly distinct to each other, appears to be caused mostly by genetic drift, whereas genetic differentiation between the Ryukyu and Hondo people, who are socio-geographically distant, has been suggested to be caused partially by positive selection, as previously reported for the EDAR and ABCC11 loci [2,29,33].
島根のデータは、遺伝的浮動=確率では説明できないのでは?古代史好きのアマチュアが知ったら大喜びする!司馬さんも何回も書いてるぜ!あんたらは、集団遺伝学者やから日本の古代史を詳しく知らんやろ!出雲王朝の影響???まさか

In this line, of note is our finding that more generally, in three parts of Asia, the effects of positive selection on genetic differentiation can be in the opposite direction, depending on geographic (and presumably demographic) distantness/closeness between the compared populations; that is, locus-specific genetic differentiation and positive selection are positively correlated between ‘distant’ populations, but positive selection was associated with the reduction of genetic differentiation between ‘close’ populations.
この部分ようわからん!後で悪い頭でじっくり考えろ!考えろ!

From our widely-sampled continental Asian populations (which consist of 34 populations including the Japanese), we have successfully detected significant evidence for admixture in the Japanese population with clusters C282 (Korean), C284 and C291 (Han Chinese), and C280 (Vietnamese) used as references (P < 0.05 for all of the instances in Table 1).
日本人の起源は、朝鮮半島、中国、東南アジア(ベトナム)だそうだ

The admixture time agrees very well, although the modeling of source populations differed between two studies; the previous study [15] used the Han Chinese and the Ainu people to approximate the two sources.

In theory, admixture can take place either with a source newly migrated from the Asian continent at a particular time or gradually between two Japanese populations having different continental Asian ancestry profiles, and the latter scenario is supported by historical events.

It is estimated that around the 7th century (1300–1400 years ago), people in the Yamato government (who were admixture of the Yayoi and Jomon people) extended from west to east in the main island of Japan and probably admixed with the aboriginal Emishi people, who were descendants of the Jomon people and lived in the north-east part of the main island.
上記は、斎藤成也教授の著作によく出てくる内容であるが、上記にに続いて、論文著者らは、上記に対する明確な見解は出さず、沖縄への本土からの移住について記述するのみ

Genetic differentiation is caused by genetic drift, natural selection and polygenic adaptation [44].
これは重要!最後のpolygenic adaptationは、知らなかった。44の論文は2010年に出てる。ホイジンガーの公表テキストでも、polygenic adaptationが遺伝的浮動と自然選択と並ぶ要素などとは全然書いてない。調べること

Positive selection drives global ethnic diversity at many loci, and as such, a measure of locus-specific genetic differentiation such as FST has previously been used as an indicator of genes under positive selection [45]

以下がようわからんのや!なんでや!
We have found that locus-specific genetic differentiation and positive selection are positively correlated between geographically and genetically ‘distant’ populations, but inversely correlated between ‘close’ populations.


長くなるので、コピペしないが、下記の島でこの著者らが、上のように主張するのと同じことが起きているのだそうだ
Sardinia island [46],

ここ以降のDiscussion内容は読まずに省略した。

Methods

Datasets

日本人サンプルは、新規に集めたデータではないが、JGVCデータからランダムに抽出している。
従って、島根県や愛媛県の他府県との相違を遺伝的浮動によると説明するしかなかったのだ!

祖父母までの8人が全員、島根県や愛媛県の地元の人であるサンプルを各10人程度サンプル追加すれば、島根県については、神話が現実になるかもしれないのに残念。司馬さんが生きていてこの論文読んだらどう思うのだろう


著者名は以前から知っていたが、印象深い内容で、斎藤成也氏が提唱されている3段階渡来説を想起させられる

p24
祖先たちは一度にユーラシア大陸に広がった
海岸移住説というのは海岸を伝う第一波の移住があったという説であり、
ところが私が信頼できると考える遺跡の年代はユーラシア大陸全域にわたって4万8000年~4万5000年前の間に収まっておりアジア南部に移住の第一波があったように見えない

p114
3万8000年前の日本列島激変の理由とは
日本旧石器学会の集計によれば全国には旧石器時代の遺跡が1万カ所以上ある。
もう一つ大変面白くかつ重要なのはこれらの遺跡の年代が3万8000年前以降に集中しているという事実だ

p118
北海道から九州までのこうした古い遺跡では残念ながら人骨化石が見つかっていないため、ホモサピエンスだと断定することはできないが
更に3万8000年前に出現したこの文化(後期旧石器文化)は、その後1万6000年前ごろに縄文時代が幕を開けるまで連綿と続いて行き

p193
古本州島で3万8000年前に始まった後期旧石器時代は、1万6000年前頃に縄文時代が始まるまで2万年余りも継続した。その縄文時代は1万3000年以上続いて、2500年前に始まる弥生時代を迎える

p201
縄文人は単一の集団だったという誤解
20世紀までの人類学では縄文人は、全国の縄文人は一つの均質な集団だったとみなされるが一般的だった
それは考古学においても同様で、北海道から沖縄まで一つの縄文文化圏にあったという説明がしばしばなされ
さらに縄文人の
身体的特徴は、彼らがアジア南方に起源したことを示しているというのが、伝統的な考えであった
篠田は関東と九州の縄文人のミトコンドリアDNAのタイプの違いに注目し、縄文人のルーツが一つではない可能性を示唆していた。
列島各地域の人類史はこの考えを強く支持する。旧石器時代からの移住史を見ていくと、古本州島地域と北海道の縄文人はそれぞれ3万8000前と2万5000年前に異なるルートで列島へ入ってきた、異なる歴史を持つ集団とみるべきだ

Genetic structure, divergence and admixture of Han Chinese, Japanese and Korean populations


Yuchen Wang,他計4名
筆頭著者は、研究員(Research Associate)ただし、論文引用数は、全131ある

この論文では、比較分析の対象は、常染色体のみである。
table1があり、JPTとKORの分岐は、54世代前=1350年前、KORとCHBの分岐は47世代前、CHSの分岐は81世代前であり、北方中国人が日本人よりも遅く分岐した結果としている。3集団比較の現時点で最も詳しい論文で、韓国でのみ100サンプル採取し中国人、日本人は1000ゲノムプロジェクトから。図が豊富で印象的ではあり、分析ソフトはadmixtureを使用しておりごまかしようがない。メモを充分取ること

Abstract

The most recent common ancestor of the three populations was dated back to 3000 ~ 3600 years ago.

Our analyses also revealed substantial admixture within the three populations which occurred subsequent to initial splits, and distinct gene introgression from surrounding populations, of which northern ancestral component is dominant.

Background

we newly genotyped 100 Korean samples, and conducted a joint population genetic analysis with 182 Han Chinese individuals and 90 Japanese individuals.

Results

To assess the genetic relationship among East Asian groups, we examined genome-wide single nucleotide polymorphism (SNP) data in 1032 individuals representing 12 populations. We first calculated pairwise FST based on genome-wide SNPs (Additional file 1: Figure S1, Additional file 2: Table S2).

上の付属ファイル1は、Fst遺伝距離の数値を色で示したものであり、数値自体は出ていない

Genetic difference measured by FST

The three smallest FST values are between north Han Chinese (CHB) and south Han Chinese (CHS) (FST[CHB-CHS] = 0.0014), between Chinese Dai in Xishuangbanna (CDX) and Kinh in Ho Chi Minh City of Vietnam (KHV) (FST[CDX-KHV] = 0.0024), and between CHB and Korean (KOR) (FST[CHB-KOR] = 0.0026).

①north Han Chinese (CHB) and south Han Chinese (CHS)
この点は、従来から他の論文でも指摘されている
②Chinese Dai in Xishuangbanna (CDX) and Kinh in Ho Chi Minh City of Vietnam (KHV)
Xishuangbannaは、中国雲南省であり、タイ族という少数民族
③CHB and Korean (KOR)

Fst遺伝距離では、①~順に大きくなっている。

Genetic difference between KOR and Japanese (JPT) (FST[JPT-KOR] = 0.0033) is larger than that between KOR and CHB, but smaller than that between two Mongolian populations (Buryat Mongolian (BMON) and DU Mongolian in Qinghai (QHM) [6], FST[BMON-QHM] = 0.0053
当たり前だ。この論文によれば、個体平均で、非同義変異がSNPの半分をも占める人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団である朝鮮人どもと日本人は異なる!貴様らの特異なDNA配列は、500年後、ヒトのDNA博物館が存在すれば、消滅した人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団として展示されている。現在の韓国の出生率から見て、その頃には貴様らはほぼ消滅している

Phylogenetic trees of populations and individuals

crazykorean11

crazykorean10


Japanese individuals have their own cluster and Korean individuals are almost distinct from Han Chinese. North and South Han Chinese mixed together, but still have some substructure.

crazykorean22

幸いなことにサンプル中にキチガイどもと日本人との混血はない!しかし、韓国人どもは中国北部との混血がサンプル中にかすかに出ている

Principal component analysis

crazykorean30
付属ファイルのこのPCAだけで充分だ。常染色体だけで見ても、キチガイどもとは明確に、かつ、かなり分離している

crazy41
主成分分析図を実際の地図上にプロットしたものである。

crazy40

これほんまか?こんなに100が揃ったの見たことない???

Screen ancestry informative markers

We further explored whether the three populations could be well distinguished with a small number of ancestry informative markers (AIMs, see Methods).

連鎖解析による分析、詳細は知る必要ないが、専用のソフトで行うはずだ

Origins, divergence time and migration history of Han Chinese, Japanese and Korean

We first estimated the effective population size (Ne) [9] of East Asian and worldwide populations from 5 to 250 thousand years ago (KYA),assuming 25 years per generation

一世代は25年

We further estimated divergence time (TF) of each population pair (Tables 1 and 2) based on FST (Additional file 2: Table S2) and Ne following the formula TF = 2NeFST (1) [9].

表1があり、JPTとKORの分岐は、54世代前=1350年前
KORとCHBの分岐は47世代前で1175年前、CHSの分岐は81世代前



We found that the present-day Han Chinese and Japanese have the most recent common ancestor that can be dated back about 3.0~ 3.6 KYA (corresponding to the Shang Dynasty in Chinese history).

Korean and northern Han Chinese had frequent communications in ancient time, and the divergence time between the two populations was estimated as ~ 1.2 KYA (corresponding to the later period of Three Kingdoms of Korea, or the Tang Dynasty in China).
中国人と朝鮮人の分岐は1200年前としてる

And Japanese and Korean separated ~ 1.4 KYA, a little earlier than that of Han Chinese and Korean (corresponding to Asuka period in Japan, or in the middle of Three Kingdoms period of Korea).
日本人との分岐は1400年前としてる

Gene flow among east Asian populations

STRUCTURE and ADMIXTURE analysis


As shown in Fig. 4, the three dominant ancestral components in East Asian populations are NEAC (in red), SEAC (in green) and RC (in yellow).

①NEAC北東アジア
②SEAC南東アジア
③Ryukyuan component (RC)沖縄

この3つが東アジア人の起源だそうだ

図の4があるが、あまり意味はないので画像メモしない

F test and D test

必要ないので読まず

Discussion


For example, several highly differentiated SNPs (AIMs) are enriched in the CD46 gene (on chromosome 1q32), which is a type I membrane protein and is a regulatory part of the complement system [14, 15].
CD46遺伝子で差が大きい

According to our results, the major source of gene flow to the three ethnic groups were substantially different, for example, the major source of gene flow to Han Chinese was from southern ethnic groups, the major source of gene flow to Japanese was from southern islands, and the major source of gene flow to Korean were from both mainland and islands.

ほんまか!とわいえ、X染色体とY染色体を分析対象に含めれば、かなり結果が異なるはずだ!
1000genomeでは、フェーズ3までは、常染色体しか対象ではなかった

朝鮮半島人の起源に中国本土の他に、沖縄その他の東アジアの島々が含まれるとしている。
ただし、その根拠は、画像メモを省略した図の4に過ぎない!確かに朝鮮人どもに、沖縄の成分が日本人の次に多かった。日本人は、南方系島々としているが、朝鮮人どもは、単に「島々」としか書いてない。

Finally, as we briefly mentioned above, natural selection might have substantially contributed to the genetic diversity of the populations. We identified several genomic regions with significant differentiation between Han Chinese, Japanese and Korean. For example, most highly differentiated SNPs enriched in the genes that related to neurological system process and cell-cell signal transmission.

Methods
Peripheral blood samples of 100 Koreans unrelated individuals were collected from South Korea.
genome-wide single nucleotide polymorphisms (SNP) data of 182 unrelated Han Chinese, and 90 Japanese individuals were collected from the HapMap Project (International HapMap, 2003) and the 1000 Genomes Project [4

100の血液サンプルを採取し、それ以外は全て1000ゲノムとhapmapのデータ使用

Only autosomal SNPs with missing rate less than 0.05 were employed for the downstream analyses.
韓国人について、常染色体のみ対象としている。

現在のフェーズ3の1000ゲノムでは、性染色体とミトコンドリアDNAも対象であるが、当初は、常染色体のみが対象であったのだ。
1000ゲノムフェーズ3以降は、対象に性染色体を含むため、恐らく、今後、朝鮮人連中のDNAの異常性が徐々に明らかにされていく。FDAの論文が最初であるが、いずれ、releaseされる

2005年に出版されたこの本ではまだ斎藤教授は、3段階渡来説を提唱されていない。進歩が早い遺伝学の分野では、古すぎる内容であるが、一応メモしとく

p15
エクソンは「外に出るもの」という意味であり、
イントロンは「内側に残るもの」という意味であり

(いずれもラテン語又は古典ギリシャ語のはずだが、書いてない)

p22
中立論では自然淘汰よりも突然変異が進化の原動力として重要だとされる
多くの突然変異は生物にとって有害である。これら有害な突然変異は短時間のうちに消えていくので、長期的な進化には寄与しない。ただし、生物の生存に有利に働くはずの突然変異でも、その大部分は後で説明する遺伝的浮動の力によって大部分は消えてしまうのである。この突然変異が消えていく過程に関しては従来の淘汰論も中立論も意見が一致している。この過程を良いものが選ばれてゆく場合と区別するために負の自然淘汰と呼ぶ

(負の自然淘汰=有害な変異即ち大部分の非同義変異が消滅する点に関しては、中立論もネオダーウィニズムも同じである)

淘汰論と中立論で大きく見解が異なるのは進化に寄与する突然変異についてである。淘汰論では何らかの意味で生存に有利な突変異だけが進化の過程で生き残っていると考える。このプロセスを正の自然淘汰と呼ぶ。しかし生物は機械と異なり全て無駄なく作られているわけではない。突然変異が生じてもあまり影響がないこともある。これらを中立突然変異と呼ぶ。

(同義変異は、まさに中立突然変異そのものである。反面、非同義変異の多い朝鮮人DNAに中立論は、そもままあてはまる。恐らく、その非同義変異の大部分が、現在は関連が未解明である精神面に表現型として表れている)

p26
本書で主に考えるのは主に過去100万年以内に生じた地球上での人間の移動を遺伝子DNAから追いかけるものであるが、遺伝子の変化の大部分化遺伝的浮動で説明できると考えられる。正の自然淘汰が登場するのは気候の違いやマラリアなどの風土病の分布と関係した場合だけである

(まさにそのとおり。鎌形赤血球変異が典型例)

p55
血液型や赤血球酵素などの20遺伝子座の遺伝子頻度の情報から環太平洋地域を中心とする26人類集団間の遺伝的な近縁図を作成したものである
オーストラリア原住民とパプアニューギニア人の二集団で構成されるサフールグループは見かけ上韓国人とグループを作っているが、それらがまとまっていることを示す横の枝の長さは極めて短く、むしろそれよりも、東アジアの6集団が遺伝的によくい通っていることの方に意味があると思われる

(下記論文が記述元であるが、1997年の古い論文
この論文のTABLE 1では、本土日本人・アイヌ・琉球・韓国の4つについて、根井の遺伝距離を算出しており、その後にGENETIC ORIGINS OF JAPANESEとして下記を掲げている
saitoh21
上の日本人関連部部拡大
saitoh21

韓国人どもに関しては、形式上は確かに斎藤教授の言うう通りかもしれない。しかし、韓国人どものDNAの特異性は、FDA論文だけではなく、韓国人が書いたDNA分析論文2本でも明確そのものである。上記の分岐図で、朝鮮人がニューギニア人に近くに分類されることは、朝鮮人連中が、明らかに中国人・日本人とは異なり、別の側面を有していることを示すデータでもある。何故なら、この論文はDNA全体ではなくその核心部分である遺伝子領域のみを対象に比較分析しているからだ。

論文を流し読みしよう。「20遺伝子座の遺伝子頻度の情報」は、かなり対象遺伝子数が多く、この解析結果が正しければ、朝鮮人遺伝子が東アジア人の中でも極めてヘンテコであることの明確な証拠だ。ニューギニア人のDNAの異常性は既に明らかだ!そのニューギニア人に、単なる分類上とはいえ、エクソンに限れば最も近いのが、やはり韓国人連中である)


p57
もうひとつ面白い例は、A1u配列挿入多型である。A1u配列というのは塩基が300個ほどの長さであるが、ゲノム中で増える(子孫分子をゲノム中のあちこちに挿入してばらまく)性質がある。

(p58で、下記論文の表を引用している。線分の長さは、「遺伝的な違いに比例している」














Gene Flow between the Korean Peninsula and Its Neighboring Countries
Jongsun Jung他
2010.7.29

Abstract

SNP markers provide the primary data for population structure analysis. In this study, we employed whole-genome autosomal SNPs as a marker set (54,836 SNP markers) and tested their possible effects on genetic ancestry using 320 subjects covering 24 regional groups including Northern ( = 16) and Southern ( = 3) Asians, Amerindians ( = 1), and four HapMap populations (YRI, CEU, JPT, and CHB).

上のように組み換え現象が生ずる常染色体のみを対象にSNPを分析している。XY染色体を含まないことから、日本人が一番近くにプロットされるはずであり、そうなっている。即ち、朝鮮人の精神面での特異性からくる民族性の異常性は、性染色体上のSNPにあると推定してよい。FDA論文の付属資料中にあるY染色体中の異常なまでの朝鮮人固有の変異の高さと見事に一致する

autosmol4






autosmol


autosmol2
上2つは、論文からそのままダウンロード
Aのみ拡大
autosmol5
常染色体のみを対象に、白人を含めて約54000のSNPを比較分析したものであり、当たり前だが、東アジア人が一塊になっている

Bのみ拡大

autosmol6

日本人のサンプル数が少ないもの、一部は、朝鮮人と重なっており、常染色体のSNPでは、中国人よりも朝鮮人が近い関係にあることは明白。しかし、性染色体のSNPを含め、対象SNP数が6倍程度も多いjinam氏らの論文では明確に分岐している。従って、彼らの精神面での異常性の主原因は、組み換え現象が起こりにくい性染色体にある?

autosmol6
韓国内での地域対立の主原因がDNAにあることを示唆する分析図が出ている
autosmol3
これで見ると、
①韓国内の地域差が出ている
②日本人は、全羅道を含むSWが一番よく重なっている
③極めて問題であるのは、KB_Japanese,Korean_KB_Japaneseのサンプル入手方法がmethodsに全く書かれていない点及び韓国内地域毎のサンプル入手方法についてもハッキリ書いていない点である
日本人ではなく、日本国籍の在日同胞がサンプルである可能性が高い

Materials and Methods

DNA samples of Southern and Northern Asian groups for SNP genotyping were obtained from the Biobank of the National Genome Research Institute (BNGRI), and from the Northern East Asian Nation Functional Genome Project. The samples used for this study all provided written informed consent.

①Biobank of the National Genome Research Instituteで検索してもこの論文以外全く出てこない
②Northern East Asian Nation Functional Genome Projectで検索してもこの論文以外全く出てこない
著者らが①②を自分たちで作ったのか?著者らは、韓国の国立保健研究院のメンバーだ、即ち正規の研究者だ。

A total of 320 subjects from 24 regional groups were analyzed in this study. They include Yoruba (YRI), European (CEU), Japanese (JPT), Chinese (CHB), Amerindians (AI), and several population groups from Southern and Northern Asia comprising Chinese from the Jilin area (JL), Vietnamese (VN), Cambodians (CB), Mongolians (MH), and Koreans from ten cities in South Korea (Table 1).

Autosomal SNP genotyping data for the YRI, CEU, JPT, and CHB regional groups were obtained from the International HapMap database (www.hapmap.org)

and the best 16 samples from each population of 45 unrelated samples for the JPT and CHB groups (or 60 for the YRI and CEU groups) were selected for this study.

朝鮮人のことを良く知る日本人による著作である可能性は否定しきれないが、内容から見て、書いたのは本物の在日であろう。FDAはその論文で朝鮮人DNAの特性として、他集団に比べ、(本来は、集団内において自然淘汰により消えてなくなるべき)「非同義変異の比率が高い」と論文冒頭で明言し、従って個別化医療に際しては朝鮮人には特別の注意を払うべきだとしている。即ち、非同義変異が彼らの肉体面に現れているとしているが、そうではなく、彼らの精神面に強い影響を及ぼしているのだ。絶対に間違いない。何故なら、朝鮮人について、肉体面でFDA論文が主張する内容を裏付けるデータは存在しないが、精神面に彼らの非同義変異が具現化していることを示すデータは、極めて数多く存在する。いずれにしろ、人類史上稀に見る劣悪遺伝子集団であることは、非同義変異の比率が高いことから、絶対間違いない。従って、李朝朝鮮末期、明らかに人口はかなりのペースで減少していた。問題なのは、非同義変異の影響が精神面に現れる場合、淘汰圧力はごく弱いため、遺伝学のテキストに従えば、遺伝子頻度は確率的に変動するという点だ。


p25
(仮名の著者は、大学在学中に韓国の工作部員となったそうであるが、)
日本全国の主だった大学内部には何名かの学生工作部員(情報提供者)が必ず存在していたと言っても過言ではないでしょう

p29
在日韓国・朝鮮系企業のなかには、北朝鮮から工作船で密入国してきた工作員をかくまう悪徳業者がいるのは確かです

p53
朝鮮民族は歴史的に日本人を非文明民族と侮っています。二千年の長きにわたって植え付けられてきた悪癖です

p57
朝鮮半島は紀元後二千年の間に約960回も他国からの侵略にあっています

(太字は私がつけた)
p58
要するに韓国人は自己批判ということが苦手なのです
この自己批判できないという精神構造の決定的な欠陥をほとんどの韓国人は今もって自覚すらしていません

p59
全ての韓国人が意固地に非を認めないというわけではありませんが
私の親族も法事などで集まると、個々のプライドがぶつかり合ってどうにも収拾がつかなくなることがしばしばありました

p60
文化人であるとの自負心が他民族を野蛮だとする認識を生じさせました。更にこの自負心が「自分だけが優秀である」という歪んだプライドも形成したと考えられるのです

p66
自国民にこれほどの差別意識を持つ韓国人ですから、外国人に対する差別は想像を絶するものです。特に黒人差別は同じ人間とすら見られないほど厳しいものです。在韓米軍の軍人や親族と結婚する韓国女性もいますが、相手が黒人というケースはほとんど皆無といっても過言ではないでしょう

p68
在韓中国人に対する差別は生易しいものではありません。これほど歴史的に因縁の深い中国人が韓国で大きな中華街を形成できないのも、韓国人による華僑差別が酷いからなのです

p70
韓国人と日本人が結婚する場合、それに反対するのは韓国人側であることがほとんどなのです

p86
韓国では、なまじ出世しようものなら一族郎党が寄り集まって、おこぼれを頂戴しようと躍起になります。この現象は在日韓国人・朝鮮人にも同じです。援助してもらって当たり前、しなければ刃傷沙汰になることもあります。したところで感謝されるどころか、不足だと嫌味を言われることまであるのです。私の父も一族の成功者として尊敬されていますが、その尊敬は金品を施すことによって買っているものです

p87
韓国人は尋常ならざる自尊心の民族です。言うまでもなく民族が自尊心を堅持するのは健全なことですが、韓国人のそれはエスノセントリズム(自民族中心主義)とも言うべき極端なものです

p88
韓国人の自信過剰は天下一品です

p92
朝鮮半島は紀元後二千年の間に約960回も他国の侵略にあいました
こうなると内輪もめしてているどころではありませんので、内乱が極めて少ない歴史を形成することになります
日本や中国の戦国時代みたいなことは皆無に等しいのです

p93
異民族に侵略されれば金銀財宝は根こそぎ略奪されます。
現在でも韓国は貯蓄率が低いことで知られていますが、外患の歴史が長かったことが原因でしょう

p99
プライドの高い韓国人には古来、朝鮮半島が恒常的な植民地であったという屈辱を受け止めきれないということなのです

p115
朝鮮民族は遥か古代より日本人を蔑視しているのです

p136
元工作部員の立場から言わせて頂ければ、金大中氏は紛れもなく北朝鮮の内通者です


















慶応大学文学卒業後に同大学の文学部教授となった人物の著作である。エセ科学とも言われる行動遺伝学者を自称しておられるが、?マークだらけ。行動遺伝学なるものは、形を変えた優性論かもしれない

はじめにP013
行動遺伝学は、現代の正当な一分野である集団遺伝学と量的遺伝学の理論と方法に、これまた正当な現代の心理学や精神医学の標準的な理論と方法で測定されたデータをあてはめているに過ぎないからです。その結果も遺伝学が示す一般的な結論の域を出ません

p55
行動遺伝学とは何か
行動遺伝学は遺伝論ではありません。
それは理論的にも方法的にも、遺伝と環境の両方を見ることができる科学なのです。ですから遺伝の影響は本当になければきちんと検証することができる。つまり「遺伝も環境も両方論」にたっています

p56
風当たりの強くなった行動遺伝学が、
科学的に妥当な批判にこたえ
双生児の長期にわたる大規模な追跡研究が数多くなされ

p63
体重の相関係数を見てみましょう。一卵性は0.8、二卵性はほぼ0.4となっています
比は、2:1、つまり遺伝子の共有度の比と同じになります
双子の体重の類似性については遺伝要因だけで説明がついてしまうということ。

p66
ここでIQについての双子の相関係数について絞ってみましょう。一卵性は0.72、二卵性は0.42でした

p68
IQでも同じように一卵性と二卵性の相関係数の比が2:1と予測するなら、
ところが実際にはそれよりも大きい0.42となっています
共有環境の影響
基本的に一卵性と二卵性の相関係数を2:1の比で類似させる程度は遺伝によるが、しかしそれ以上に二卵性が似るのは共有環境によるものであるいう発想です

p70
遺伝と環境の影響関係は算出できる
このように双子の相関係数が与えられると、遺伝と二種類の環境(共有環境と非共有環境)の影響力の程度を算出することができるというのが行動遺伝学のミソです。行動遺伝学はこの遺伝と環境の影響力の推定を「構造方程式モデリング」という統計学の手法を使っています

p71
実歳のデータを読み込んで、これに合うように各要因の重みづけ(aの2乗、cの2乗、eの2乗で表す)を計算させることができます。それが「構造方程式モデリング」と呼ばれる手法です。この手法ではただ重みを計算するだけではなく、そこで推定された数値がどれだけ実際の数値とマッチ(適合)しているかも、適合度指標という数値を用いて評価することもできます

(遺伝要因をa,共有環境要因をc、非共有環境要因をeで夫々表すのだそうだ。次に、構造方程式モデリングには、3パターンあり、
①フルモデル=表現型に、aの2乗、cの2乗、eの2乗の3つ全てが影響しているモデル
②遺伝・非共有構造モデル=表現型にaの2乗、eの2乗が影響しているモデル
③共有環境・非共有環境モデル=表現型にcの2乗、eの2乗が影響しているモデル
この3つのどれかは、適合度ではんていするとのこと。
バカバカしい程幼稚極まる手法で、考えた人間のオツムの程度が良く分かる)

p75
行動遺伝学が導き出した第一のメッセージは、このように「行動にはあまねく遺伝の影響がある」という点です。もう一つのメッセージは「共有間環境の影響がほとんど見られない」ということです

p77
行動遺伝学の3原則
①行動にはあまねく遺伝の影響がある
②共有環境の影響がほとんど見られない
③個人差の多くの部分が非共有環境から成り立っている













斎藤教授の著作である。アフリカ以外では、全て、ボトルネック効果があったようである
はじめに
コロンブスが元々目的地としていたのは、ジパングでした
この単語が英語に入って「JAPAN」となりました

耳垢型の遺伝子は湿型と乾型の二つのタイプを決めています
ABCC11というたんぱく質を作り出す遺伝子が湿型と乾型を決めていることを2006年になって解明しました

ゲノム中に1.5%しか存在しない遺伝子にもSNPが存在します
タンパク質が異なる場合には、湿型と乾型という表現型の違いが生じますが、ガラクタDNA上の塩基配列の変化は、表現型に影響しません。このため、それらの進化はダーウィンらが提唱した自然淘汰によって生ずるのではなく、淘汰上中立な突然変異が偶然によって変化する「中立進化」によって生じていきます

(同義変異に関しては、正の自然淘汰は存在せず、遺伝的浮動のみである。非同義変異に関しては、負の自然淘汰となるが、淘汰圧力が弱い場合には、遺伝的浮動に似た動きを見せる。→中立論に立つ標準的なテキストの記載の要約)

p14
明治維新の時には3300万人でした
17世紀の初めごろには、およそ1900万人だったと推定されています
8世紀の人口は500万人程度推定されていますので

p16
邪馬台国の卑弥呼の時代の日本列島中央部の人口かわずか60万人だったと考えられます

p71
旧国別の耕地面積の記録は残っていたので、それを元にして、900年頃は600万人、1200年頃は700万人と推定されます
1300年前後にはやや人口が減って600万人前後とする推定があります。
人口減少の理由としては、
はっきりしたことはわかっていません

p102
最近、私の研究グループは
過去の人々の遺伝的変化について詳しくコンピュータ解析を行いました
すると、ヤマト人とアイヌ人の混血が開始したのは、今から55~58世代前であるという推定結果が得られました
一世代を25年と仮定しました
そうすると混血が始まったとされる推定結果は、1375年前~1450年前、西暦6~7世紀となります。まさにヤマトの政権が東日本から東北地方に勢力範囲を拡大していた時期に当たります。東北地方には、ナイやベツというアイヌ語で川を意味する言葉で終わる地名が多数存在しています

p154
合祖理論を応用した米国テキサス大学のユンシン・フーらの最近の研究によれば、アフリカ以外の集団では、およそ5~7万年前に大きな人口の減少が起こったと推定されています
過去1万年以内の人口変動についてはまだデータが十分ではないので、今のところ推定するのは困難です

(斎藤教授は、持論である3段階渡来説をこの本でも書いている)





日本の朝鮮統治時代に朝鮮半島の京城第一公立高等女学校に在学していた女性22人への聞取り調査結果であり、著者は北海道情報大学情報メディア学部教授である。私の本棚に少なくとも200冊はある出版社、まさにバリバリの代々木系出版社大月書店らしい内容である。

p44
インフォーマント20世帯(姉妹もいるので世帯でカウントした)のうち、15世帯が1名ないし数名の朝鮮人使用人を雇っていた
使用人を固有名詞で呼ぶことはほとんどなく、既婚女性をオモニ、未婚女性をキチべと呼んでいた

p103
インフォーマントの中で、朝鮮人と遊んだ経験のある者は少ない
朝鮮人は自らの生活圏とは隔絶した存在として認識する者が多かった

p105
居住地の分離

植民地に住みながら彼女たちと朝鮮人との接点は少ない。それは居住地が分離されていたからである。

p113
インフォーマントの大半は朝鮮に住みながら朝鮮料理は食べなかったという


↑このページのトップヘ