①2021年12月17日時点で、篠田謙一氏をトップとするによる古代人のDNA分析関するウェブ上で入手可能なリストをまとめておく。
②核DNA解析に成功した3例について、いずれも驚愕の結果が出ている。うち2例は、SNP分析では、現代日本人の範囲に入り、西北九州型弥生人についても、若干縄文人に近くプロットされているだけである
③これら現代日本人とほぼ同じ弥生人がその後蝦夷=縄文人との交雑を経たのであれば、二重構造説は否定される。言い換えれば、弥生時代に既に現代日本人DNAは形成され、その後2000年間概ね変わっておらず、縄文人との交雑は7000名規模のSNP分析で明らかとなった東北地方でのみその痕跡が残っており、また古墳時代から奈良時代にかけて相当数の朝鮮半島からの渡来民の痕跡を確認しうる近畿地方の二つが例外であることとなる。


(弥生時代、核DNA)
2021-05-28 (1)

(弥生時代、ミトコンドリアDNA)




(弥生時代、核DNA)
2021-09-03





(弥生時代、ミトコンドリアDNA)

(縄文時代、ミトコンドリアDNA)